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【令和4年1月27日】知事臨時記者会見(新型コロナウイルス感染症対策について)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0124000 更新日:2022年1月27日更新

【令和4年1月27日】臨時記者会見動画 

知事コメント全文

本県の感染状況

 本県の感染状況ですが、昨日も過去最多を更新する1,018名の新規感染者数を確認するなど、新規感染者の増加が止まらない状況です。
 直近1週間では5,240名となり、また、昨日時点の最大確保病床使用率は49.5%となっています。
 新規感染者数は、県リスクレベルの「レベル3」の基準である874名の6倍で、最大確保病床使用率も、「レベル3」の基準である40%を大きく超えています。
 また、保健所ごとの感染状況を見ても、ほとんどの地域で、人口10万人当たりの新規感染者数が100名を超えており、県内全域で急激な感染拡大が見られています。

リスクレベルの引き上げ

 今回の第6波の対応においては、1月12日に、県リスクレベルを「レベル2」に引き上げ、1月21日からは、「まん延防止等重点措置」における強い対策を実施するなど、先手先手で対応しているところです。
 しかし、感染の急拡大が継続しているため、専門家の御意見も伺い、本日、県リスクレベルを「レベル3」にさらに引き上げることとします。

療養者の状況

 この感染の急激な拡大により、療養されている方は、6,000名を超える見込みです。そのうち、入院されている方も、400名を超え、病床のひっ迫が進んでいます。
 このように、療養されている方が日々増えている状況に対応するため、県として、医療提供体制などを強化いたします。

入院体制の強化

 まず、入院体制について、本日、県全域を「緊急時」の体制に移行することとします。
 これにより、県全域における入院体制をこれまでの713床から、緊急時確保病床を加えた784床体制に71床増床いたします。

宿泊療養体制の強化

 次に、現在、宿泊療養施設として、7施設1,000室を確保していますが、新たに2施設335室を確保しました。これにより、9施設1,335室の体制に強化いたします。
 なお、新たな宿泊療養施設については、2月上旬から受け入れを開始します。

ワクチン接種体制の強化

 さらに、医療提供体制の強化に加えて、ワクチンの3回目接種も加速化いたします。
 グランメッセ熊本での「県民広域接種センター」は、2月下旬に再開する予定としていましたが、2月14日に前倒しします。なお、予約については、2月7日から受付けを開始します。
 県民の皆様の中には、ワクチンの交互接種に不安を感じる方もいらっしゃると聞いていますが、交互接種でも、十分な効果と安全性が確認されています。
 私も、1回目と2回目は「ファイザー」を接種しましたが、3回目は、県民広域接種センターで、「モデルナ」を接種したいと思います。

事業者の皆様への支援

 また、事業者の皆様に対しては、国の経済対策で予算化された「事業復活支援金」による支援が行われます。
 この支援金は、まん延防止等重点措置による時短要請や人流の抑制等により、売上が減少された事業者を支援するものです。
 具体的には、令和3年11月から令和4年3月のいずれかの月の売上げが、コロナ前を含む過去3年間の同月と比較し、30%以上減少した事業者が対象です。
 なお、特定の業種に限定しておらず、影響を受けた幅広い業種が対象となります。
 1月31日から申請受付が開始される予定です。
 支援金は11月から3月の5カ月分となっており、売上減少率に応じ、法人では最大250万円、個人事業者では最大50万円が上限となっています。
 県としましては、お困りの多くの事業者の方々にこうした支援が行き届くよう、商工関係団体の皆様と連携し、しっかり周知して参ります。

県民の皆様へのお願い

 最後に、県民の皆様へのお願いです。
 ワクチンを接種した方も含め、マスク、それもできれば不織布マスクの着用、こまめな換気と手洗い、手と指の消毒、ソーシャルディスタンスの確保といった基本的な感染防止対策の徹底をお願いします。
 そして、わずかでも発熱などの症状がある場合は、仕事などを休み、すぐにかかりつけ医や最寄りの医療機関などの身近な医療機関に電話連絡のうえ、受診するようにしてください。
 連日、多くの新規感染者が発生しているため、保健所の業務もひっ迫しています。
 県民の皆様におかれては、なんとしても感染拡大を防ぐために、どうか、これまで以上に、お一人お一人が「感染しない」、「感染させない」と強く意識し、行動していただくようお願いします。

 

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