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【令和4年1月12日】知事臨時記者会見(新型コロナウイルス感染症対策について)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0121975 更新日:2022年1月12日更新

【令和4年1月12日】臨時記者会見動画 

知事コメント全文

本県の感染状況

 本県の感染状況についてですが、約4カ月ぶりに100名を超える新規感染者が確認されるなど、先週から感染が急激に拡大しています。
 直近1週間の新規感染者数は364名となり、県リスクレベルの「レベル2」の基準である175名をはるかに超えました。
 また、昨日時点の最大確保病床使用率も11.8%と、「レベル2」の基準である15%にあと数日で達することが見込まれる状況となりました。

リスクレベルの引き上げ

 このため、本県のリスクレベルについて、先週金曜日に「レベル1」に引き上げたところですが、専門家の御意見も伺い、総合的な判断により、本日、「レベル2」にさらに引き上げることとします。

まん延防止等重点措置

 このように、本県でも明らかに感染拡大傾向がみられるため、これ以上の拡大を防ぐためには、国に対して「まん延防止等重点措置」適用を要請することも視野に入れる必要が出てきました。
 しかし、オミクロン株による急激な感染拡大は全国的にみられており、本県の新規感染者数は、全国比較で中くらいの状況です。
 九州各県を比較しても、本県が突出して高くはないため、このような状況では、本県だけではなく、広域的に連携して、対策を講じることが重要だと考えています。
 そこで、先ほど、福岡県の服部知事と電話で会談し、「まん延防止等重点措置」の要請などについて、両県で足並みを揃えて実施したい旨を話し、今後の情報共有をお願いしたところです。
 そのため、「まん延防止等重点措置」の要請については、福岡県をはじめ九州各県と可能な限り調整を行いながら検討して参ります。

先手の飲食店対策

 また、飲食店でのクラスターも発生していることから、先手の対策を講じたいと考えます。
 非認証店での会食における人数制限や、認証店でのワクチン・検査パッケージ制度の運用を国の基準に先んじて実施することなどについて、経済団体などと協議を行い、近日中に開始したいと考えています。

ワクチン接種

 さらに、ワクチンの追加接種を迅速に進めることも大変重要です。
 県では、追加接種のスピードを上げるため、昨年11月まで開設していた「県民広域接種センター」を、2月下旬に再び開設することとしました。
 引き続き、市町村や医療機関と連携しながら、迅速かつ円滑にワクチン接種を進めて参ります。

くまもと再発見の旅

 また、県リスクレベルを「レベル2」に引き上げたため、「くまもと再発見の旅」については、新規予約の受付を停止します。

県民の皆様へのお願い

 最後に、県民の皆様への改めてのお願いです。
 ワクチンを接種した方も含め、マスク着用、こまめな換気と手洗い、手と指の消毒、ソーシャルディスタンスの確保といった基本的な感染防止対策の徹底をお願いします。
 そして、わずかでも発熱などの症状がある場合は、仕事などを休み、すぐにかかりつけ医などの医療機関に電話相談し、受診するようにしてください。
 「まん延防止等重点措置」が適用されている沖縄県、広島県、山口県への不要不急の移動は、極力控えていただくようお願いします。
 また、感染リスクが高い「3つの密」のある場所への外出や移動は、控えていただくよう要請します。
 新学期が始まった学校に対しては、本日付けで感染対策の強化に関する通知を発出します。
​ 感染拡大を防ぐためにも、これまで以上に、お一人お一人が「感染しない」、「感染させない」と意識し、行動していただくようお願いします。

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