ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 組織でさがす > 知事公室 > 広報グループ > 令和3年(2021年)11月2日 知事定例記者会見

本文

令和3年(2021年)11月2日 知事定例記者会見

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0116010 更新日:2021年11月2日更新

知事定例記者会見

日時:令和3年(2021年)11月2日(火曜日) 10時00分から
場所:知事応接室

動画
 動画はこちらからご覧いただけます

会見録
 知事定例記者会見の会見録や報道資料等を掲載しています。
 なお、知事の発言の趣旨を損なわない程度に読みやすいよう整理しています。

説明資料(スライド資料) (PDFファイル:492KB)

コメント

質疑応答

コメント

阿蘇中岳の噴火に伴う農業・観光業への影響について

コメントを発表する蒲島知事の写真蒲島知事
 最初に、阿蘇中岳の噴火に伴う農業・観光業への影響について述べます。
 10月20日に発生した阿蘇中岳第一火口の噴火により、阿蘇地域の一部で農作物等への降灰が確認されました。
 私は、噴火の翌日、高森町のキャベツ農家の方から直接状況をお聞きしました。
 今のところ、降灰によって農作物の収穫や出荷ができないほどではありませんが、農家の方は、農作物に付着した灰の除去などに大変ご苦労されています。
 県としては、今後も火山活動や降灰の状況を注視しながら、必要な対策を速やかに実施できる体制をとって参ります。
 また、本日11時から15時まで、県庁新館地下1階にて、降灰の影響を受けた農家の皆様を応援するため高森町産の農産物の販売会を開催します。
 このような取り組みを通じて、風評被害の防止に努めて参ります。
 次に観光面での影響についてです。
 観光関連施設への被害は発生しておりません。噴火の影響による休業等もありませんでした。
 また、噴火直後は、宿泊施設のキャンセルが若干出たものの、すぐに別の予約が入るなど、今のところ大きな影響は出ていないと聞いております。
 県が実施している旅行支援事業「くまもと再発見の旅」も順調な利用状況です。
 県では、今後もホームページなどで随時正確な観光情報を発信して参ります。
 ぜひ安心して秋の阿蘇を満喫してください。
 私からは以上です。​

↑ ページトップへ

質疑応答

衆議院議員総選挙の結果について・その1

(幹事社)
 一昨日、衆院選挙投開票がありまして、終わったんですけれども、熊本は自民が3議席、無所属が1議席取りまして、野党は比例を含めて議席を失う結果になったんですけれども、二区では野田さんが敗れまして、世代交代が起きました。
 これを知事はどう見てらっしゃるかというのと、県への影響について教えてください。

蒲島知事
 今回の選挙は、特に熊本においては、二区の状況がとても劇的ではなかったかなというふうに思います。新人の西野さんが初当選を果たされ、そして長らく務められ、議員をやられた野田先生が敗れてしまったということであります。
 私からはどういう感想かというと、野田先生については熊本地震からの復興予算の確保や、約半世紀にわたり国会議員として熊本のためにご尽力いただきました。今回は残念な結果になりましたが、これまでの野田先生の多大なるご功績に対して心から感謝申し上げたいと思います。
 そして、新人の西野さんは初当選を果たされ、そして相当な活動量があったというふうに聞いています。そういう意味では県民の声をしっかりと聞いておられると思いますので、それを国政に届けていただけるものと期待しています。
 これからも県選出の国会議員の皆様としっかりと連携しながら県政を運営していきたいと思っています。


 ありがとうございました。
 あと選挙関係で、東京では東京一区で前の副知事の小野さんが比例復活で当選されました。これについても、コメントいただきたいんですけれども。小野さんと何かやりとりもされましたでしょうか。

蒲島知事
 はい。小野君の当選は、私はとてもうれしいことであります。
 私は東大(教授)時代から政治学者として、政治家として、将来の日本の政治を担う人物を育てたいなというふうに考えてきました。
 小野君は熊本県副知事として、その経験を通じて、地方の実情を十分に理解しているというふうに思います。
 国政の場でさらに大きな政治家に成長することを願い、今後の活躍を応援していきたいというふうに思います。


 当選後にやりとりか何かありましたか。

蒲島知事
 電話がありました。朝6時半に。(当選が)分かったのは2時半ぐらいだと聞いていますけれども、私が実際にテレビを見ていたのが3時半からですので、その後、小野君の方から電話があって、当選できたことの喜びを伝えてまいりました。
 家族の方も熊本におられますので、近く、一度熊本に帰ってきて、挨拶をしたいということでありました。


 電話で知事からは何と声をかけたんですか。

蒲島知事
 普通どおり、頑張れと。​


 ​↑ ページトップへ

発表項目

衆議院議員総選挙の結果について・その2

(幹事社)
 選挙に関連してなんですけれども、先ほど、西野さんについて言及がありましたけれども、今回当選された方に熊本県としてどのようなことを期待されるかというのを改めて教えてください。

蒲島知事
 当選された方、これまではチーム熊本という形で、例えば災害対応、これについては、一致して我々と共同で災害対応に一所懸命にやって参りました。熊本地震、コロナ対応、そして7月豪雨災害と。だから同じような形でチーム熊本としてしっかりと、我々の声を国政に届け、国の方がしっかりとこの災害対応をやっていただけるような形で進めていきたいなと思っています。
 そのなかで金子先生は、二つの意味でとても大きな役割を果たされるのかなというふうに思います。
 それは総務大臣として、地方負担の最小化をぜひ考えて欲しいということと、それから国交省にもとても近い方でありますので、国交省とともに災害対応をなるべく早く、そして創造的復興をやり遂げたいなと思っています。
 もちろん、他の国会議員の先生たちも一緒にこれまでやって参りましたので、そういう意味では、熊本は珍しく、そういうチーム熊本ができている県ではないかなと思います。その体制をしっかりと取りながら県民のために県も、国も、そして市町村も一所懸命やっていきたいなと、このように思います。​

↑ ページトップへ ​

質疑応答

​新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に向けた県民の皆様へのお願いについて

(幹事社)
 もう一つは、新型コロナウイルスについてなんですけれども、感染状況が落ち着いて、飲食店の方々も通常営業ができるようになっていると思うんですが、飲食店の方も規制が無くなってうれしいという一方で、お客様が戻るか心配だと、保障もなくなってきているので、そういう中で心配だという方もいらっしゃると思います。
 その中でもこれから忘年会とかのシーズンに入ると思うんですけれども、企業によっては忘年会をしないとか、そういうふうに呼び掛けているところもあります。
 知事はどのように、県民に呼び掛けられますか。

蒲島知事記者からの質問に答える蒲島知事の写真
 今は、経済の方の活性化といいますか、全く止めるだけでは経済も動かないし、県民生活も元に戻りません。今10月以降をみますと、一日の感染者数がほぼ一桁で進んでいます。
 この感染者が少ない状況が安定的に継続するのであれば、そろりそろりと、経済活動と感染防止対策のベストバランスを考えながらやっていかないといけないと。どっちかに偏るんじゃなくて。だからベストバランスは何だろうというのがとても大事なところで、基本的な感染防止対策を継続しながら、そしてマスク会食、あるいは感染しない、感染させないという行動をしなければいけないということを皆さんにも認識していただきたいなというふうに思います。
 他国の状況などを見ますと、やはり緩めると人流が増加しています。そして感染防止対策をおろそかにすると、感染が拡大する可能性が高くなりますので。大体これはどこに行っても同じだと思うんですよね。だから、人流は確かに今増えています。そういう意味では、人流が増えているのでより一層基本的な感染防止対策をやらなきゃいけない、気を緩めちゃいけないというふうに思います。

(幹事社)
 ありがとうございます。幹事社からは以上です。他社さんお願いします。​

​↑ ページトップへ

質疑応答

衆議院議員総選挙の結果について・その3


 まず、金子さんたちのお名前が出たので、一応今回の当選者のなかには、首相補佐官を務められていた木原さんと、地方創生担当相を務めてらっしゃった坂本さんがいらっしゃるので、このお二人についてもお願いします。

蒲島知事
 はい。木原さんの場合は、首相の補佐官という形で、とても首相の近くで、熊本のために様々なことをやっていただきました。私が菅首相にお会いして、KMB(KMバイオロジクス)の国産の不活化ワクチンを、もう少し支援してほしいということを、お願いしましたけれども、その時も木原先生がそこに仲介に立っていただきました。そういう意味で、中心、首相官邸におられて一番大事なポイントで熊本のためにやっていただいたと私は思います。
 それから坂本先生は大臣としてずっとこれまで熊本県のためにチーム熊本の一員というよりも、チーム熊本のリーダーとして頑張っていただきました。そしてこれまで創造的復興が進み、とりわけ熊本地震からの復興についてもまだ続いている部分があります。例えば益城町などです。そういう時に我々と一緒になって汗をかいていただいた。
 すべてのチーム熊本のメンバーというのは、そういう形で一緒に県と市町村と同じ方向を向いて歩いてきました。
 他の県にはないチーム熊本だという声を霞が関のほうからよく聞いています。
 そういう意味で、すべての方に感謝の気持ちを表したいというふうに思います。


 それともう一点、幹事社の質問にもあったのですが、野党議員の議席がゼロになったことについての受け止め、熊本はもともと細川さんの日本新党の時代から野党というか2大政党の中心地だった訳で。野党がいなくなるということは、緊張感をもった政治とか、健全なる野党がいれば民主主義も衰退しないという言葉もありますけれども。知事はそのへんが一番詳しいので、野党の議席がゼロになったということのお受け止めをお願いしたい。

記者からの質問に答える蒲島知事の写真蒲島知事
 今回、矢上先生が議席を失われましたけれども、矢上先生も党派を越えて熊本のために大きな貢献をされてきました。それについて、心から感謝申し上げたいというふうに思います。
 ただ、投票行動理論からいうと、今一番投票行動の理論で大事だと言われているのは党首が誰であるか、あるいは首相が誰であるかです。
 いわゆる党首効果が前の中選挙区制よりも小選挙区制の方が、それが大きくなったのかなというのと、それから業績評価ですよね。首相だけではなくて、現政権の業績評価がすごく重要になってくると。
 今回ちょっとこれまでと違うのは、選挙直前に首相が代わられ、そして党首が代わられたということが今回の投票行動に少し響いているなということ。業績評価をしても今の首相の岸田総理の業績なのか、その前なのかそういうのがとても不鮮明ですよね。
 そういう意味で投票行動理論の業績評価と党首の重要性、今回党首交代によって、ややその部分が不鮮明だったのかなというふうに思います。
 しかし、今回自公政権が、特に自民党が第一党になって、当然、政権を担うわけですけれども、本当に有権者が大きな一強といいますか、それを望んでいるかというと、多くの選挙区で、例えば34の選挙区で、今回自民党が勝ったとしても差が1万票以内だったとか接戦を望んでいる有権者がいるんですよね。
 それを私はバッファープレイヤーという自分自身の理論を持っていますけれども。バッファーというのは議席差、プレイヤーというのはその議席差を動かそうとする有権者のことです。
 バッファープレイヤーの人たちはできれば与野党伯仲がいいと。だから自民党がとても大勝しそうだと、自民党じゃない政党に入れて差を少なくしようとする、そういう有権者がとてもたくさんおられます。
 これは、英語ではバッファープレーヤーと呼んでいますけれども、日本語に直すと牽制的有権者、牽制球を投げるような有権者がおられる。その方々が、今回相当野党の方に投票されたんじゃないかなと。
 ただ、その方々にとって立憲民主党、共産党の結集がちょっと自分達には左過ぎるなと思う人達が日本維新の会のほうに入れて、日本維新の会が健闘したと、そういう風な状況じゃないかなと私は分析しています。
 ただ、この岸田政権も(時間的)余裕が与えられたとすれば、私は自分の経験からも、あるいはハーバード大学で私が学んだリチャード・ニュースタット先生の言われるように6か月くらいだと思うんです。6か月以内に自分の政治を示すことが大事です。
 それが多分民主主義にとって、とても大事だと思いますけれども。今度参議院の審判が注目されるんじゃないでしょうかね。
 今回までには、自民党の自公政権に余裕が与えられたけれども、時間としての余裕は6か月くらいじゃないかと私は思っています。


 県内でも、知事がおっしゃったように、日本維新の会が伸びているので県内でもそういう状況だったと見ていらっしゃるということでよろしいですか。

蒲島知事
 投票行動というのは、それだけではなくて、例えばその人の経歴とか、それからパーソナリティとか、そんなものがありますので、県内ではややそこまで小さくミクロで見ていくと(違うかもしれない)。今のバッファープレーヤーの理論は全国的なので、そこのところはちょっと個々のケースなのでちょっと難しいかなと思います。


 野党というのは、必要な存在だと思っていらっしゃるかを聞きたい。

蒲島知事
 はい。(小選挙区制は)2大政党制を目指したものでありますので、政権交代可能な政治というのを私はずっと目指して参りました。
 だから、野党はとても重要だし、有権者もそのような形で今回自民党に代わる政党を無くそうという方はほとんどおられないと私は思いますので、野党の存在というか、政権交代可能なそういう政党は必要だと私は思います。

↑ ページトップへ

質疑応答

​阿蘇中岳の噴火に伴う農作物への影響について


 話題は変わるんですけれども、最初コメントであった阿蘇の噴火に関連してなんですが、農作物の影響についてですけれども、出荷できないほどではないというような話はあったんですが、全体としても農作物の影響もあまり今のところ無いというふうに考えていいのでしょうか。

蒲島知事記者からの質問に答える蒲島知事の写真
 (影響は)少ないと思います。(降灰の)場所も限られていまして、灰が降る高森町、あの辺に集中しているんじゃないでしょうかね。
 私も、実際に農家の方の話を聞いて、灰がここ(キャベツの葉)に溜まって、(出荷が)なかなか厳しいとおっしゃったから、洗えばいいんじゃないですかと言ったら、いやそうしたら傷むんだと。そして商品価値が少なくなる。加工品にしかならないので、その分安くなるというふうなお話を聞きました。
 今日11時からキャベツの販売、農作物の販売を行いますので、皆さんにも見ていただいて、私は洗えばほとんど関係ないような気がするんですけれども、長くもたないということを心配されていましたね。

【担当課】
 農林水産政策課でございます。少し補足させていただきます。阿蘇の噴火は10月20日に起こりましたけれども、その時点でキャベツのほうが大体8割方がもう収穫が済んでいたということがございます。
 残った分については、知事がおっしゃったように、加工用に回すということもございまして、今のところ金額的な被害というものは発生していない状況です。
 ただ、おっしゃったように実際売るとしたら単価が下がることもありますので、今日のお昼から新館地下1階で行いますように、こういった即売会等を通じてぜひ支援をしていければと思っております。
 因みに12時10分ごろには知事とくまモンもいらっしゃいますので、ぜひマスコミの方も買いに来ていただければと思っております。以上でございます。

蒲島知事
 このような形で農林水産部が対応してくれて大変私もうれしく思っています。やはり農家の方々はそういう支援といいますか、それが安心感につながっていくんじゃないかなと思いますので、担当者には心からお礼を言いたいと思います。

​​↑ ページトップへ

質疑応答

衆議院議員総選挙の結果について・その4


 今回の衆院選で、野田毅さん含め小沢一郎さんなど、いわゆるベテランの議員が落選というのがありましたけれども、知事は世代交代についてはどうお考えですか。

蒲島知事
 世代交代も一つの争点だったということはあるかもしれませんね。それぞれの有権者の方々がそれも重要だと考えられるということもあったかもしれないし。ただ野田先生とは私も付き合いが長いんですけれども、本当に熊本のために一生懸命されたというふうに思いますので、心からこれまでのご恩に対してお礼を申し上げたいと思っています。
 それぞれの有権者が判断して決めることだと私は思いますので。ただ年齢だけが、私も74(歳)になりますが、自分で74(歳)になってみたら何と元気だろうと思うぐらい、あんまり年齢の影響はないので、そういうことを自分が思うのと、有権者が思うのとまた違うようなこともありますからね。それぞれが考えて政治行動をするべきだなというふうに思います。


ありがとうございます。​

​↑ ページトップへ

質疑応答

​バッファー・プレイヤーについて


 知事すみません、せっかくですので、バッファープレーヤーについてちょっと伺いたいんですが、この10年、安倍・菅政権を含めてバッファープレーヤーがなかなか動かない状況が続いていると思うんです。
 ただ、個々の政策をみれば、例えば農政を含めて国民が納得しているわけじゃないと思うんです。どうすれば、この人たちが動くでしょうか。

記者からの質問に答える蒲島知事の写真蒲島知事
 バッファープレーヤーはこれまで政権担当能力があるのは、自民党だけだったというときに一番活躍したんです。
 結局、政権交代まではしなくていいじゃないかと。そういう意味でやや現状肯定型の方がバッファープレーヤーには多いなと、私の分析では。
 それで、一度政権交代が起こりましたよね。政権交代が起こったあとは、このバッファープレーヤーの数がものすごく減って、不満であれば政権交代をする。そして、自民党から民主党に政権が移り、民主党が失敗すれば自民党の方にいくという政権交代可能にはなっていたんです。しばらくの間は。
 でも、今はバッファープレーヤーの人たちができたのはとにかく僅差に、一強にしたくないというふうな気持ちになっているのかなと。だから自民党の力が巨大になるのを抑えたいとか、そういう牽制的な有権者がどのような牽制をするかっていうのは時代によって違うと思いますけれども、政権交代可能な時代があったんです、民主党が政権を(取って)。でもやはりそれが信頼を得られなかったと。自民党に、自公政権になっています。
 でも、こっちの方もあまり強くなることを望まないのが、このバッファープレイヤーの特徴なんです。
 そういう形で有権者に対して反応して欲しいと、敏感になって欲しいという、こういう層がそうなんです。それを政治家は民意はどこにあるかということをきちっと捉えて決断していく。そういうことが今政治には求められているのではないかと私は思って、自分自身ではそういう行動をしてきました。


 ちょっとよくわからなかったですが、民意の捉え方が薄いということでよろしかったですか、野党の方とか。

蒲島知事
 捉え方が薄いというよりも、何といいますか、それはあくまで有権者が判断することですので、有権者によっても違うと思いますけれども。私自身も型にはまらない、精神の自由をもって政策決定を行われるように私自身は努力していますけれども。ただ政党で党議拘束なんかあったりすると多分変えたいと思っても変えれないところがあるだろうし、そういう部分がなかなか政治には難しい部分があると思います。
 それで私はずっと精神の自由を持ってということで、無所属で出馬をしています。​

​​↑ ページトップへ

質疑応答

阿蘇中岳の噴火に伴う阿蘇観光への影響について


 コメントにもあったとおり噴火の件なんですけれども、観光面への影響はそこまで大きくないということですが、実際観光関連の方々は風評被害を一番心配されているということで、今大きな影響はないということなんですけれども、県としても何か発信していくことというのはありますでしょうか。

蒲島知事
 我々もきちっとホテルとか旅館の方々の動向を把握するためにしっかりと調査していますけれども、今のところ、例えば噴火の直後は(宿泊)キャンセルが出たと確かに私も聞きました。でも、すぐ別の予約が入ったというふうに聞いており、大きな影響はなかったというふうに認識しています。
 そしてもう一つのインディケーションとしては「くまもと再発見の旅」。これが滑り出しも好調です。阿蘇地域においては今のところ特段影響がないと。だから予約を控えているということも今は見られないと。
 それからロックフェスティバルがこの前ありましたけれども、泉谷(しげる)さんがいらっしゃって、もともと2014年にロックフェスティバルが始まったのは、阿蘇の噴火によって風評被害が出てきたというのを防ぐために、泉谷(しげる)さんたちがロックフェスティバルを始めていただいたんです。あの時(10月23日)に私も行きましたが、すべての入場者は6,000人だというふうに聞いていますけれども、抗原検査があって、陰性の人だけしか入れないと。全員が陰性だったと聞いています。そういうふうな阿蘇のイベント、6,000人と多いですよね。だってロックフェスがあると色んなところ(他県)で問題が起きてますよね。それが全く成功裏で、安心・安全の状況で阿蘇での(ロック)フェスティバルが終わったことは、一つのPR効果があったのかなというふうに思います。


 ありがとうございます。​

↑ ページトップへ

質疑応答

​村上選手(東京ヤクルトスワローズ)のセ・リーグ本塁打王について


 村上宗隆選手がホームラン王になったということで、そちらについても県出身の選手にひと言お願いします。

蒲島知事
 はい、とてもうれしいです。将来のご活躍が楽しみですよね、まだ若いから。それで私もお会いしましたけれども、とても素晴らしい方で、もっともっとがんばってほしいなと思います。​

↑ ページトップへ

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)