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英語授業づくりプロジェクト「第1回管内等研修」【山鹿市】(小学校)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0179076 更新日:2023年7月7日更新

英語授業づくりプロジェクト

「第1回管内等研修」【山鹿市】(小学校)

○山鹿市教育委員会 第1回管内等研修(小学校)
 期日:令和5年6月23日(金曜日)
 会場:山鹿市役所

★当日の研修の様子★
 今回の研修では山鹿市の3名の英語専科の先生方が参加し、学びを深めました。

 山鹿市の目標は、
「小中連携をふまえ、主体的な学びに向かう授業の創造~日常的な話題について必要な情報を読み取る力の育成~」(小中共通)です。

 最初に、菊池教育事務所(山鹿市担当)指導主事から、「山鹿市の現状と課題」について講話がありました。
 令和4年度の県学力・学習状況調査結果から、英語が「好き」「分かる」と回答した割合や正答率の高かった問題及び低かった問題の傾向等について説明がありました。小学校の先生方にも、中学生の調査結果から見える英語教育の成果と課題を伝えることで、課題克服のために小学校でやるべきことは何か、小中連携の視点から自分自身の授業を振り返ることができました。
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 次に、プロジェクトリーダーの山鹿市立鹿本小学校 西丸教諭と、山鹿市立大道小学校 多賀教諭による実践発表がありました。

 西丸先生からは、教科書のある単元を取り上げ、「言語活動を中心とした授業づくり」、及び「適切な評価の工夫」の視点から具体的な実践事例を紹介いただきました。
 言語活動において子供の興味・関心を高めるコミュニケーションの目的等の設定や、自作ワークシートや一人一台端末の活用による評価の工夫など、実践に裏付けされたお話をしていただきました。
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 また、多賀先生からは、「帯活動」「読むこと」「小中連携の取組」「評価」「外国との交流」などについて、豊富な実践例を紹介いただきました。担当する3小学校の実情に応じて、中学校との交流授業や情報交換を実施し、中学校での学びにスムーズにつなげるための取組を紹介いただきました。また、台湾の小学校との交流という、学校行事と関連付けた授業づくりを行うなど、英語専科教員としての強みを生かした取組は大変参考になるものでした。
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 最後に、「指導と評価」をテーマにして協議が行われました。参加者同士で日頃の授業実践における疑問や悩みを出し合い、活発に意見交換をされていました。協議中に印象的だったのは、先生方全員が、自作の「CAN-DOリスト」形式の年間指導計画を見ながら互いの実践を紹介し合っておられたことです。計画表には、朱書きの跡があり、日々の授業実践でCAN-DOリストを有効に活用されていることが分かりました。
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 少人数での研修でしたが、山鹿市の英語専科の先生方が切磋琢磨しながら日々外国語の授業改善に真摯に取り組まれている様子が伝わってくる研修でした。

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