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英語授業づくりプロジェクト「第1回管内等研修」【上益城】(中学校)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0178437 更新日:2023年7月4日更新

英語授業づくりプロジェクト

「第1回管内等研修」【上益城】(中学校)

〇上益城教育事務所 第1回管内等研修【中学校】
 期日:令和5年6月22日(木曜日)
 会場:益城町立木山中学校

★当日の研修の様子★
 中学校対象の研修では、上益城管内の中学校英語担当教員15人が参加されました。
 上益城管内の中学校英語教育に係る課題の解決に向けた本研修の目標は、小学校と共通で、「言語活動を通した指導の充実及び基礎的・基本的事項の習得を図るための授業づくり~音声から文字への円滑な移行を進めるための授業づくりを通して~」です。

研究授業 第2学年 単元名「Unit 3 My Future Job」

 授業者は、本研修のプロジェクトリーダーである益城町立木山中学校 桂教諭です。本時の目標は「これからの社会を想像し、AIと自分の将来の夢について考え伝えることができる」でした。

 授業では、「What do you think about AI?」という問いに対して、前単元で学習した「I think ~」を活用しながらその理由も含めて伝え合う活動が設定されていました。最初は、伝えたい内容や表現方法が分からず困っている生徒も見られましたが、生徒の活動時間が十分に確保されており、生徒たちの発話の状況を見ながら適宜中間指導を取り入れられたことで、徐々に自分の考えを表現できるようになっていく様子が見られました。 
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 授業研究会の自評では、桂先生から「音声から文字につなげる指導」「既習事項の活用」「ゴール達成に向けた単元計画」などについてお話しいただきました。公開授業での生徒たちの姿を振り返りながらお話を聞くことで、桂先生が日頃から言語活動の充実に向けて取り組まれている様々な実践の効果を実感することができました。

 また、小グループによる協議では、単元目標の設定や生徒の学習状況の見取りなど様々な視点から、活発に意見交換が行われました。特に印象深かったのは、「小学校での指導のおかげで、推測しながら聞こうとする態度が育っている」「リスニング力が非常に高い」など小学校での学びに触れる発言が中学校の先生方から多く聞かれたことです。小学校での学びを円滑につなげることを意識して授業改善に取り組もうとされている中学校の先生方の意気込みを感じました。
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 半日の研修でしたが、授業改善に向けたヒントを共有する大変有意義な研修となりました。参加された先生方は、今回の研修での学びを自校に持ち帰り、ぜひ英語科全体で共有していただき、今後の授業実践に生かしていただきたいと思います。

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