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英語授業づくりプロジェクト「第1回管内等研修」【天草】(小学校)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0178332 更新日:2023年7月4日更新

英語授業づくりプロジェクト

「第1回管内等研修」【天草】(小学校)

〇天草教育事務所 第1回管内等研修【小学校】
 期日:令和5年6月20日(火曜日)
 会場:天草市立亀川小学校

★当日の研修の様子★
 天草管内の小学校で、外国語の授業を担当されている先生方17人が参加されました。
 天草管内の研修テーマは、「小中連携を推進し、英語を通したコミュニケーションにおいて活用できる基礎的な技能を身に付け、自分の考えや気持ちなどを伝え合うことができる児童の育成」です。

研究授業 第6学年 単元名「Unit 2 Welcome to Japan. 」

 本研修のプロジェクトリーダーである天草市立亀川小学校 勝田教諭(英語専科教員)、同じ校区の天草市立稜南中学校の山下教諭、そして、ALTのJohn先生による公開授業が行われました。本時の目標は、「日本の伝統的な行事やその行事でできることについて、伝える内容や表現を工夫しながら、自分の考えを紹介することができる」です。
1
 授業のはじめには、歌やフォニックス、Small Talkなどの後、単元の目標、本時のCAN-DOを全員で確認しました。その後、児童はガイド役と観光客役になって、互いに日本の行事について紹介し合いました。児童はこれまでに学習した表現も織り交ぜながらやり取りをしていました。
2
 途中で、友達とのそれまでのやり取りの中で困ったことや言えなかったことの確認などがあり、活用できる表現を学んだ後、さらにレベルアップしようと、再度活動に取り組みました。相手を替えて何度もやり取りをする中で、全体で確認や練習をした表現を活用している姿が見られました。終盤には数名の代表の児童の発表のあと、まとめ、振り返りがあり、次時への見通しをもって授業が終了しました。
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 授業研究会では、自評、質疑応答に続き、天草教育事務所指導主事から、討議の柱である「小中連携をどう進めていくか」について、「中学校へ何をつなぐ?」「既習事項を定着させるためには?」の2つのポイントが具体的に示されました。
4
 班別協議では、研究授業と討議の柱を関連付け、よかった点や課題点についてや、共通する課題等の解決策について、参加者それぞれのこれまでの実践も含めて、熱心に意見交換がなされていました。
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 班別協議後の全体での共有では、小中連携のための具体的な方策として、情報交換や互いの授業参観をはじめ、小学校の単元のゴール(CAN-DO)や実際の活動内容、動画や作成物などの成果物の共有、定着を図っておきたい表現等の共有、さらに、児童生徒間の英語での交流、英語版キャリアパスポートなど、様々なものが出されました。
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 最後に、まとめとして、今回の研究授業の素晴らしいところや、更によくするための具体的な方策、また、英語教育の在り方についての教師側のより深い理解につながる話がありました。

 今回の研修では、同一校区内の小中学校教員による効果的な乗入れ授業を参観し、協力的な雰囲気の中で、参加された先生方がそれぞれの立場で主体的に考え、熱い協議を通して、今後の授業実践、小中連携を含む管内の英語教育の更なる充実につながる研修となりました。

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