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総合実務科

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0003366 更新日:2023年5月26日更新

知的障がいのある方を、就労へ導く!

◎一般就労することを目標に、「社会性」を身に付け、働く意識や意欲を高めることを重点的に行う​

  • 社会の知識やルール、コミュニケーション能力
  • 報告、連絡、相談、質問
  • 挨拶や礼儀、清潔感のある身だしなみ
  • 長時間労働に必要な体力

◎自立した生活ができるよう「生活面」の能力を整え、本人の能力に合わせた「技能」を身に付ける

  • 規則正しい生活と健康管理、生活に必要な金銭管理
  • 職業に対する客観的な評価(得意な作業、不得意な作業、スピードや集中力など)
  • 個々の能力の認知と理解
  • それぞれの能力や適性に合わせた技能の習得(製造・物流・清掃・接客・事務などの分野)

​訓練の様子(座学、実習、職場見学)

訓練1
「挨拶の練習」を行っています。社会人としての大切なマナーです。​

訓練2
​教室で「社会のルール」を学んでいます。

訓練3
​実習室で物流の作業を行っています。画像は「ピッキングと検品の作業」です。

訓練4
体力づくりの「10分間走」は毎日行います。働くために、体力はとても大事です。ほかの人との競争ではなく、自分が立てた目標(周回数)を達成しましょう。

訓練5
​「体幹トレーニング」も行います。健康で毎日働ける体づくりに励みます。

訓練5
​「スピードアップトレーニング」です。ポケットティッシュを丁寧に袋に入れます。仕上がりが雑では商品にならないので、時間がかかっても、まずはキチンと入れます。だんだん上手になると作業スピードを上げていきます。

訓練6
​封筒に書類を入れる「封入作業」です。事務作業ではミスがあってはいけないので、正確に丁寧に、そして根気が必要です。

訓練7
​清掃実習では、道具の使い方を学びます。うまく道具を使って、隅々までキレイにしていきます。

訓練8

調理実習もやってみます。自立するために、料理もできたらいいですよね。

訓練9

介護実習です。体の不自由な方への思いやりの気持ち、安全・安心と優しい声かけができることを目指します。

訓練10

洗車実習では、自動車の洗車の方法と室内清掃の方法を学びます。

職場見学

校外に出て、実際の職場を見学します。働くために必要なことや、作業の方法など詳しく説明してもらいます。

派遣実習で働く力を引き上げます(企業や事業所での実践訓練)

派遣実習1

自動車の「クリーニング作業」です。洗車作業に比べると、よりレベルの高いクリーニングを学んでいます。

派遣実習2

「野菜の選果作業」です。野菜やくだものは、は大きさや色、形によって分別するのがとても難しいです。持ち上げるときも、傷をつけないように丁寧に取り扱います。

派遣実習3

接客の実習です。お客様に笑顔で対応し、気持ちよく食事をしていただけるよう、接客の方法を学びます。

派遣実習4

事務所での実習です。様々な情報をデータ入力します。集中力と持続力が必要になる業務です。

訓練の対象者(応募資格)

  • 障害者の雇用の促進等に関する法律に規定する知的障がい者(療育手帳をお持ちの方、または公的機関で同等の判定を受けた方)
  • 一般就労を目指す意欲・意思があり、職業訓練の趣旨や内容を理解し、就職に向けた訓練の受講が可能な方
  • 応募時に職業に就いておらず、公共職業安定所(ハローワーク)において求職登録をしている方
  • 自宅または居所から、専門校や派遣実習の事業所に自力で通所できる方

訓練期間は、1年間

入校時期は、4月入校と10月入校があります。

入校時期

4月生

(4月開始~翌年3月修了)

10月生

(10月開始~翌年9月修了)

定員 13名 3名

訓練時間

 午前8時35分から午後2時50分までの6時限授業です。

 (訓練導入時期や派遣実習期間中は、訓練時間が変更になることがあります。)

特色について

  • 個人の適性、希望する進路に応じて、弾力的にカリキュラムを編成します。
  • 派遣実習(企業実習)で、実践的な職業訓練を実施しています。
  • 一人ひとりの希望や能力に応じて、就労先を開拓しています。
  • 受験料、入校料、授業料は不要です。(入校経費30,000円程度は必要です。)
  • 修了後は、アフターフォローを実施しています。
  • 公共職業安定所からの受講指示を受けた方には、予算の範囲内で訓練手当が支給されます。