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2019語り部交流会inくまもと

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0000531 更新日:2020年8月1日更新

農業農村整備の取組みを広く発信

「語り部交流会」とは

 「語り部交流会」は、農業農村に関わる偉人や偉功等を題材として、現在の農業農村整備に係る、都道府県、市町村など地元の苦労や取組みを地域の方々のみならず、多くの方々から理解と共感を得ることを目的として実施されるものであり、平野啓子氏(語り部・かたりすと)の指導、協力を得て、これまでに25都道府県で開催されています。なお今回、熊本県では初めて開催します。

「語り部交流会inくまもと」のテーマ

 熊本県には、加藤・細川をはじめとする歴史・文化、阿蘇の草原、豊富な地下水などの自然や景観など、地域から愛され、守られてきた世界に誇る資源が溢れています。

 農業県・熊本は古くから、農業土木技術で造られたかんがい施設により繁栄してきました。加藤清正をはじめ、細川藩や相良藩で造られた堰や用水路などの水利施設は、当時の最先端技術が駆使されており、その多くは今もなお現役で活躍しています。県民に農業生産のみならず、地下水かん養などの多面的機能をもたらし、県民の総幸福量の最大化に貢献してきました。

 今回、「加藤清正」をキーワードに、世界かんがい施設遺産にも認定された、白川流域かんがい用水群など地域の「宝」がもたらした、地域の産業、食文化、地下水かん養等について理解を深め、このような熊本の「宝」を、県民を挙げて磨き上げ、生かし、未来へと継承していくことを目的として開催します。

開催概要

開催結果

  • 平成30年(2018年)8月に世界かんがい施設遺産に登録された、白川流域かんがい用水群の魅力や地域活性化への活用を考えるとともに、加藤清正が手掛けた利水に関する功績を後世に語り継ごうとするシンポジウムを開催しました。
  • 来場者のうち、78名の方にアンケート調査に御回答いただきました。
    なお、主なコメントを紹介させていただきます。
    • 土地改良施設遺産を語り部という視点で、新たな切り口となったことから、新鮮に感じることができました。
    • 平野さんのかたりすととしての話術はすばらしく興味をもって聴講できました。
    • 語り部の口調に伴う、物語りが、分かりやすく理解することが出来ました。
    • 濱武英先生のご講演で井手システムの伝承がとても重要なことをよく理解できました。
    • 発表、子どもたちの取り組み、素晴らしいと思いました。フォーラム、未来の子どもたちに伝えていくことの大切さ、伝えていける楽しさを知ることができました。
    • 少子高齢化が進む中で今後、高齢化、後継者不足が現実的になり、地域活性化、地域の文化遺産を守るためには、地域の人はもとより、農家、非農家、町全体の参加が必要であると感じました。
    • 熊本県にはたくさんの世界かんがい施設遺産があることをより広くPRしてほしい。

開催状況

 開催状況は次のとおりです。

 熊本県においては、この貴重な地域資源である土地改良施設等を適切に管理し、次世代に引き継いでいくため、土地改良施設を通じた地域活性化に取り組むとともに、地域住民の更なる理解促進等に繋げていきます。

基調講演
​基調講演(熊本大学 濱准教授)

語り
​語り(かたりすと・語り部 平野啓子)

クリーンみなみ
クリーンみなみ(大津町立大津南小学校)

語りフォーラム(その1)の画像
​語りフォーラム(その1)

語りフォーラム(その2)の画像
語りフォーラム(その2)

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