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みんなでつくる「みんなの家」づくり(宇土市境目第2のみんなの家、同第3のみんなの家)
みんなでつくる「みんなの家」づくり(宇土市境目第2仮設団地、同第3仮設団地)
宇土市境目第2のみんなの家(平成30年2月21日完成)
建築データ
名称/宇土市境目第2のみんなの家
所在地/宇土市境目町字帆立町483-1の一部
設計/内田文雄+西山英夫
構造・階数/木造平屋
施工/株式会社エバーフィールド
建築面積/43.89平方メートル
延べ面積/36.44平方メートル
着工/H29.12.16
竣工/H30.2.21
宇土市境目第3のみんなの家(平成30年1月19日完成)
建築データ
名称/宇土市境目第3のみんなの家
所在地/宇土市境目町字西原618-1の一部
設計/内田文雄+西山英夫
構造・階数/木造平屋
施工/株式会社エバーフィールド
建築面積/46.25平方メートル
延べ面積/34.53平方メートル
着工/H29.11.14
竣工/H30.1.19
設計者紹介
龍環境計画<外部リンク>(内田文雄)
西山英夫建築環境研究所<外部リンク>(西山英夫)
宇土市の小規模仮設住宅で意見交換会を開催!(平成29年3月30日)
小規模仮設住宅での「みんなの家」づくりとして、入居者との意見交換が始まりました。
この「みんなの家」は、日本財団わがまち基金を活用し、「くまもとアートポリス事業」として伊東豊雄アートポリスコミッショナーから推薦された設計者が、入居者と意見交換しながら、皆さんの意見を設計に反映します。
<宇土市の境目第2仮設(14戸)と同第3仮設(12戸)で意見交換を行いました!>
設計者は、内田文雄氏(龍環境計画、山口大教授)と西山英夫氏(西山英夫建築環境研究所)に担当していただきます。
「宇土市境目第2のみんなの家」の特徴は、いつでも誰でも使える屋根がかかった場所と、みんなでお茶を楽しめる広間の組み合わせです。また、建物外側には長い縁側ベンチが廻り、いつでもゆったりできます。
「宇土市境目第3のみんなの家」の特徴は、屋根だけかかった東屋のような空間を基本とし、水廻りがないことで、建具を設ける案と設けない案が提案されました。
意見交換では、入居者の皆さんから、
「床に座るなら畳が良いが、椅子に座るほうが楽。お年寄りには椅子とテーブルが使いやすいのではないか。」
「室内だと鍵の管理や開け閉めの問題が出る。屋外だといつでも使えていいが、冬場は寒いのではないか。」
「狭くなっても構わないので、トイレとキッチンが欲しい。」
「みんなで料理までは作らないので、お茶が入れられれば良い。」
などのコメントを頂きました。
宇土市境目第2、第3仮設団地合同の意見交換会
意見交換会のまとめ