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B型肝炎ワクチンの予防接種について

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0004924 更新日:2023年4月3日更新

 B型肝炎の感染予防策として、1歳未満の小児に対する定期接種(平成28年10月から予防接種法で対象となりました)の他に、任意での予防接種があります。

 予防接種は感染症の一次予防として効果の高い予防策と言われていますので、B型肝炎ワクチンの有効性や副反応等を考慮したうえで、任意で予防接種を希望する場合は、お近くの医療機関等にご相談ください。

B型肝炎ウイルスに感染すると・・・

 成人がB型肝炎ウイルスに感染すると、一部の方が急性肝炎を発症するといわれ、稀に劇症肝炎を引き起こし死亡する場合があります。また、多くの方は急性肝炎の後治癒しますが、一部の方は持続感染(キャリア)になるといわれています。キャリアのうち、10~20%は長い年月を経て慢性肝炎を発症し、肝硬変や肝がんなど命に関わる病気へと進行してしまう可能性があります。

 なお、感染経路は、性交渉、輸血、医療行為、刺青・ピアス等であり、現在は、性交渉やピアスの穴開け等血液の付着する器具の共有などが主な感染経路といわれています。

B型肝炎ワクチンの有効性と副反応

 ワクチン接種による抗体獲得率は40歳までの接種では95%といわれています。しかし、予防接種を受けても、体質や体調によって免疫ができないことがあります。また、ワクチン3回接種後の感染防御効果は20年以上続くと考えられています。

 副反応は、B型肝炎ワクチンに限らず、一定の割合で出現するといわれています。症状としては、倦怠感、頭痛、発熱、接種箇所の疼痛・腫れなどですが、稀に重い病気にかかることがあるといわれています。

任意接種のスケジュールと費用

一般的な任意接種のスケジュール

 通常、3回接種を行います。

 (4週間隔を空けて2回、さらに、一回目の接種から20~24週後に1回の計3回を接種します。)

任意接種の費用について

 医療機関により異なりますので、医療機関でご確認ください。

参考