「地域支え合いセンター」の活動について
以下の県内18市町村では、熊本地震で被災した方々が、生活再建に向けて安心した日常生活を送れるよう、見守りや健康・生活支援、地域交流の促進などの総合的な支援を行う「地域支え合いセンター」を設置し、各地で活動しています。(センターの運営は各市町村の社会福祉協議会などが担います)
センターでは、「生活支援相談員」などを配置して、応急仮設住宅(建設型・借上型)にお住まいの方、在宅の被災者の方々などを巡回訪問し、専門機関などと連携して様々な相談やお困りごとへの対応を行うほか、集会所でのサロン活動などのコミュニティ・交流の場づくりのお手伝いを行っています。
また、県では、「熊本県地域支え合いセンター支援事務所」を設置し、各市町村センターの相談員などに対する研修の実施、東北などの先災地からのアドバイザー派遣などにより、各市町村センターの運営支援を行っています。(支援事務所の運営は県社会福祉協議会が担います)
センターを設置する市町村
【平成28年度~設置】
熊本市、宇土市、宇城市、阿蘇市、美里町、大津町、菊陽町、南阿蘇村、西原村、御船町、嘉島町、益城町、甲佐町、山都町、氷川町
【平成29年度~設置】
八代市、菊池市、合志市
センターの事業の内容
(1)総合窓口としての相談の受付、訪問などによる被災者の方々の生活状況の確認見守り、困りごと(課題)の把握とその対応(専門機関へのつなぎなど)
(2)コミュニティづくりのコーディネート、住民の方々による交流活動などの支援
(3)健康づくり活動やサロン活動などの実施・支援
(4)その他、既存の事業などと連携した被災者の方々を支援する取組み