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【鹿本:農業普及・振興課】もち性大麦「くすもち二条」への大規模品種転換

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0096688 更新日:2021年5月13日更新

 鹿本地域では、令和3年産の大麦約210haのすべてを、焼酎原料用の「はるしずく」から、もち性大麦「くすもち二条※」に品種転換を行っており、現在収穫が進んでいるところです。
 この品種転換は、近年の「はるしずく」の需要の低迷を受け、当課とJA・実需者が連携し、昨年から進めてきたものです。
 昨年は、品種の地域適応性を把握するため、試験ほを設置しました。収量は見込みより少なかったものの、品質が良好であり、実需者からの強い要望もあったため、今年産の大規模な品種転換に繋がりました。
 「くすもち二条」は従来の品種と栽培方法が異なるため、最初は生産者に戸惑いが見られました。そこで、当課では昨年産のデータを基に技術資料を作成し、栽培技術講習会や現地検討会を開催することで、品種転換による生産者の不安の解消や栽培技術の向上に努めました。
 この結果、生育は良好で、収量・品質ともに上々の出来となっています。
 当課では引き続き、実需者の満足の得られる品質確保を目指し、栽培技術の高位平準化に向けて指導を行っていきます。

​​※くすもち二条…2019年に農研機構によって登録された品種。炊飯した時に軟らかく、粘りが強いことから麦ごはんにした時の食感が良い。水溶性食物繊維であるβ-グルカンを多く含み、近年の健康志向から需要が伸びている。

「くすもち二条」栽培展示ほの様子(画像)
「くすもち二条」栽培展示ほの様子 (左:はるしずく 右:くすもち二条)
成熟期の現地検討会の様子(画像)
成熟期の現地検討会の様子

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