ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 熊本県職員採用ガイド > しごと日誌・しごと紹介 > 看護師 > 看護師(こころの医療センター 看護部)

本文

看護師(こころの医療センター 看護部)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0007641 更新日:2020年8月1日更新

島田氏 顔写真
島田 都

所属

 病院局(こころの医療センター)看護部

現在の業務内容

 うつ病や統合失調症の患者に対する社会復帰支援と、自閉症スペクトラムや広汎性発達障害を持つ未成年に思春期看護を行っています。
 安全な医療を実践するため、県内の病院施設スタッフを対象とした研修会を企画・運営しています。

今日の業務内容

島田氏 作業中

思春期ユニット担当

  • 8時30分~ 申し送り・ケース検討
  • 9時15分~ ラジオ体操・検温
  • 10時00分~ 社会生活技能訓練(SST)
  • 11時00分~ 買物付き添い
  • 13時30分~ 作業療法付き添い(OT)
  • 15時00分~ 受け持ち患者との面談
  • 15時30分~ 研修打ち合わせ
  • 16時30分~ 申し送り・記録
  • 17時15分~ 業務終了

 思春期ユニット担当の日は子どもたちの体調を管理しつつ、考えや行動を把握するため多くの時間を一緒に過ごします。社会生活技能訓練(SST)ではワークシートを使い、いろんな参加者の意見も聞きながら、学校や家庭で円滑にコミュニケーションが図れるよう一緒に練習します。定期的に行う面談では、看護師の考えを押し付けることなく時間をかけて人間関係を築いたことで、親や友達に話せなかったことも打ち明けてくれるようになりました。
 友人関係に起因するストレスに加え、児童虐待も大きな社会問題になっており、子どもが抱える精神的負担は決して小さくありません。ケアにも思春期独特の難しさは間違いなくあります。しかし、私たちがしっかりしなくては子どもたちは本当に頼る場所を失ってしまう可能性があるのです。仕事の重さを自覚し、今後も患者の人格や境遇、将来性に心を配ったケアを実践したいと思います。それは同時に、自分自身の成長にもつながるはずです。

業務中2

 午後は、県内の医療スタッフを対象とした研修会を開くための打ち合わせも行います。感情面を中心にケアする精神科医療においては、患者と接するための基本的な技術となる『包括的暴力防止プログラム(CVPPP)』の研修です。県内に5人いるインストラクターのうち、私も含めた4人は当院に在籍しています。県立病院として、県内の精神科病院施設における安全管理をリードすることにも力を入れています。

(3月15日)

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)


職員採用案内パンフレット特設サイトバナー

職員案内パンフレット

熊本県の戦略