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林学・林業(阿蘇地域振興局 山地災害対策課)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0007639 更新日:2020年8月1日更新

今坂正面

所属

 県北広域本部阿蘇地域振興局農林部 山地災害対策課

現在の業務内容

 主に治山事業を担当しています。

今日の業務内容

今坂業務中

 県では、森林の維持造成を通じて、山崩れなどの山地災害から県民の方々の生命・財産を守るため、治山事業を実施しています。
 私の勤務する阿蘇地域振興局農林部山地災害対策課は、平成28年4月に発生した熊本地震とその後の6月の梅雨前線豪雨災害を受けて平成29年に新しくできた課です。当課では、これらの災害により被害が発生した山腹崩壊等をはじめとする大小約400箇所の復旧を行っています。

 治山事業では、様々な工法によりこれらの被災箇所の復旧や森林の維持造成を行っています。今日は、崩壊した山腹斜面の植生を回復し安定した森林へ戻す現場の監督業務に行きました。被害箇所の復旧に際しては、工事を発注し請負業者との協力のもと工事を完了させます。その中で工事現場が設計通りに施工されているか確認し円滑に工事が進められる様に監督員として現場に行き指示などを行います。

   各現場や工法に応じて専門的な知識を必要とされるため判断に困ることがありますが、その際は経験豊富な先輩職員の意見を聞き適切な指示を行います。

今坂業務中(2)

 工事現場を見た後は、市町村を通じて地元より治山事業の要望があった箇所に地元住民、役場職員で確認に行きました。現地調査では、今後どのような工事が必要になるかを判断し今後の計画に反映させていきます。

 採用職種である林学・林業は、私が現在担当している森林土木工事の他に補助金、各種許認可、木材流通、林業経営、普及活動、研究など多岐にわたります。このことは1人で多岐にわたる知識が必要になることを意味しますが、林業について今まで以上に広く知識を得ることが出来る職種だと思います。林業に関わる様々な分野で頑張りたいという方、是非一緒に働きましょう。

(1月31日)

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