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農学(玉名地域振興局 農業普及・振興課)
所属
玉名地域振興局 農林部 農業普及・振興課
現在の業務内容
温州みかん、不知火(デコポン)などを生産する果樹農家やJAに対し、果樹全般の生産技術指導を行っています。特に、熊本県が生産量全国4位である温州みかんについて、優良品種の導入や、高品質栽培技術の普及、農家の経営安定に向けた支援事業の説明などを行い、農家所得の向上を目指しています。
今日の業務内容
- 8時30分~12時00分 温州みかんの生育調査
- 13時00分~16時00分 スマート農業加速化実証プロジェクト説明会議出席
※スマート農業:ドローンやAI(人工知能)などの先端技術を活用した農業 - 16時00分~17時15分 会議の報告、生育調査の取りまとめ
午前中は、JAの営農指導員と合同で、温州みかんの生育調査を行いました。
今回は、来月から販売予定の温州みかん園地10園を抽出して、1園地100果の肥大状況をノギスを使って調査しました。
この調査を基に、消費地へ出荷の見通しを伝えスムーズな販売につなげるとともに、今後の栽培管理指導へ活用します。
午後は、県庁での会議に出席しました。
今回の内容は、農作業の省力化のために、ロボットやICT(情報伝達技術)等の実用化へ向けた取組を支援する事業の説明でした。これは、国の目玉政策の1つであり、今後、これを活用した取組ができないか各市町村などと検討していきます。
玉名地域振興局へ戻ってからは、会議内容について上司へ報告しました。仕事では、この「報告・連絡・相談」がとても大切です。
その後、午前中の温州みかんの生育調査をとりまとめ、合同で調査したJAに連絡を行い本日の業務を終えました。
私の仕事は、多くの人たちと協力しながら進めています。
時には、農家のほ場を借りて試験を行うこともあり、農家や関係機関との連携・交渉・調整も重要な業務です。
ある時は農作物と向き合い、ある時は人と向き合い、またある時は、誰も導入していない技術や取組などの最先端のことと向き合いながら仕事をしています。多くの解決すべき課題があり、大変やりがいのある仕事ですので、農業を良くしていきたいという方は是非一緒に仕事をしましょう!
(11月1日)