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総合土木[一般土木](阿蘇地域振興局 工務第二課)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0007604 更新日:2020年8月1日更新

※ 大学卒業程度では、平成30年度採用試験から、「一般土木」と「農業土木」を統合し、「総合土木」職として募集しています。

坂井氏(1)

所属

 県北広域本部阿蘇地域振興局土木部工務第二課

現在の業務内容

 土石流発生の危険性がある渓流に砂防堰堤(※)を整備し、土砂災害から県民の安全・安心な暮らしを守る仕事をしています。
 ※ 砂防堰堤・・・上流から流れ出る土石流などを受け止めたり、貯まった土砂を少しずつ下流へ流したりする施設です。

今日の業務内容

坂井氏(2)

 平成28年の熊本地震によって、阿蘇地域では多くの山崩れや土石流が発生し、渓流内には大量の土砂が堆積しました。大雨により堆積した土砂が流れ出し、下流域で土砂災害被害が発生することを防止するため、緊急的な砂防設備の設置工事を実施しています。

 本日の午前中は地質調査業務の現場監督を行いました。
 地質調査は砂防堰堤を設計するために必要な地盤情報を収集するとても重要な業務です。
 今回は県が定めた設計深度まで調査が実施されたかどうか確認する作業や、地質調査コンサルタントと調査結果の打合せを行いました。

坂井氏(3)

 午後からは砂防堰堤工事について地域の皆様へ説明会を開催しました。この日は工事予定地域に住む約20名の方に参加いただきました。工事の概要や今後の工事スケジュールを丁寧に説明し、これからの工事を円滑に進められるよう県と地域の皆様との間で意見を共有することができました。今回の説明会を通して、地域の皆様の土砂災害への不安と砂防堰堤工事への期待を改めて実感し、地域の皆様が安心して暮らせるよう一日でも早い工事の完了に努めたいと思いました。

 土木職員は県民の皆様の生活基盤となる社会インフラの整備や災害復旧業務などを計画から工事、その後の維持管理まで携わることができます。
 自ら計画した構造物ができあがった時には大きな達成感とやりがいを感じることができる仕事です。これからも土木職員として熊本県の発展に貢献できるよう頑張りたいと思います。

(2月16日)

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