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管理栄養士(こころの医療センター)
所属
病院局(※)診療部栄養管理科
※ 県立こころの医療センター
現在の業務内容
給食管理に関すること(食数や行事食の管理、嗜好調査等)や入院患者の方々の栄養管理・栄養指導、デイケアの料理の教室指導等を担当しています。
今日の業務内容
9時00分~9時10分 デイケア料理教室の準備(納品後の食材料の検収)
9時10分~9時20分 昼食の食数確認、食事変更者の食札を発行
9時20分~9時30分 院内の朝礼に出席
9時30分~11時30分 デイケア料理教室の実施(料理名「筑前煮」)
11時35分~11時45分 昼食の検食(量、味付け、温度、彩りなどの評価)
11時45分~12時10分 病棟内の食堂で入院患者様の食事状況を確認
12時15分~12時30分 給食委託会社とのミーティング
13時30分~15時00分 嗜好調査票の入力、集計
15時00分~15時10分 夕食の食数確認、食事変更者の食札を発行
15時10分~16時15分 入院患者の栄養状態等の評価、栄養管理計画の作成
今日は、月2回実施している「デイケア料理教室」の日でした。デイケア利用者の中には、一人暮らしの方や料理の知識や経験が少ない方もおられます。そのため、「自宅で簡単に作れる野菜料理」を念頭におき、簡単な調味料と調理器具で作れるようメニューを工夫し、野菜を洗うところから盛付けまでを1人で練習してもらうようにしています。参加者は真剣ながらも楽しそうな様子で、食材の切り方や栄養素の質問などが活発に出されます。様々な精神疾患を抱えながら地域で生活されている方の自立支援に、管理栄養士として食の面から少しでも貢献できればと願っています。
現在、入院患者約60名の方々の栄養管理を担当しています。昼食の時間は、一人一人のお食事状況を把握するために、できる限り病棟へ足を運びます。味はもちろん、硬さや量がその人の身体状況に適しているかなどを観察したり、食欲が著しく低下している方に対してはベッドサイドに訪問し、食べやすい料理の提供を行うなど、きめ細かな対応に力を入れています。精神科病院では、肥満症や糖尿病などの内科的な疾患の管理に、精神症状が大きく影響するケースが多々あるため、対応に悩むこともありますが、頼れる先輩管理栄養士や看護師等と日々連携をとりながら頑張っています。
最後に、現在私は子育て中のため、「育児時間休暇」を取得しながら仕事をしています。
県では、子育て支援の制度が様々設けられており、男女問わず育児と仕事の両立が実現できる職場、という点も魅力の一つだと思います。
笑顔で楽しく、共に頑張れる仲間をお待ちしています!
(12月10日)