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化学(環境保全課)
所属
環境生活部環境局環境保全課
現在の業務内容
PM2.5等による大気汚染状況の監視や解体家屋のアスベスト飛散防止対策など、大気環境を監視・保全する仕事をしています。
今日の業務内容
年度初めの熊本地震で被災された皆様方には、深くお見舞い申し上げます。
私たち化学で採用された職員は、熊本地震に関連した仕事も行っていますので、ご紹介します。
- 8時30分~9時00分 アスベスト飛散防止対策に係る解体現場立入準備
- 9時00分~17時00分 解体現場立入
- 17時00分~18時00分 立入結果報告
アスベストは、天然に産出する繊維状の鉱物で、耐火性、保温性、防音性、絶縁性に優れており、酸やアルカリにも強いことから、昭和30年ごろから建築材料(吹き付け材、保温材、ボードなど)に使用されるようになりました。
しかし、最近になって大量のアスベストに長期にわたって暴露されることによって、早ければ十数年後に肺がんなどの死を伴う病気が発症する恐れがあることが分かってきました。
今日は、熊本地震で被災した建築物の解体現場で、アスベスト建材の見落としがないか、アスベスト建材は飛散防止措置をとったうえで解体しているかなど、作業員の暴露防止とアスベストの飛散防止対策を指導しました。
熊本地震発生後に県内外から多くの方々が復興支援をしてくださっていますので、作業員の方・県民の皆様が安心して作業・生活できるようにとの思いで、班員総出でこの仕事をしています。
このほか、大気汚染状況の監視(注意喚起など)や、PM2.5・有害大気汚染物質の発生源調査に関する仕事も行っています。
(11月15日)