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総合土木(一般土木)(県央広域本部土木部 益城復興事務所区画整理工務課)
※ 大学卒業程度では、平成30年度採用試験から、「一般土木」と「農業土木」を統合し、「総合土木」職として募集しています。
所属
県央広域本部土木部 益城復興事務所区画整理工務課
現在の業務内容
熊本地震で甚大な被害を受けた、益城町の復興まちづくりの一環として、益城町の被災市街地復興土地区画整理事業に取り組んでいます。
※ この区画整理事業は、熊本県と益城町の協定のもと県で実施することとなった事業です。
益城町は熊本都市圏の東部地域における重要な都市拠点であり、行政・商業・行政サービス・交通結節などの高次の都市機能の誘導を図ると共に、快適で災害に強いまちづくりの実現に向け、道路や公園など、公共施設の整備改善と宅地の利用増進を図ることを目的として取り組んでいます。
※ 通常の一般公共事業では、道路、公園、河川等の公共施設を整備するのに必要な用地を直接買収した上で、施設を整備しますが、土地区画整理事業では、公共施設用地を買収せず、地権者からその権利に応じて少しずつ土地を提供してもらい(減歩)、この土地を道路・公園などの公共用地に当てる等、公共施設の整備・改善と、土地の区画を整え宅地の利用の増進を図ります。
今日の業務内容
- 8時30分~10時00分 メールチェック・内部打ち合わせ
- 10時30分~12時00分 熊大ラボ打ち合わせ
- 13時00分~15時00分 設計コンサルタントとの打ち合わせ
- 15時00分~18時00分 打合せ資料作成・工事設計書作成
土地区画整理事業は、県で造成する公共施設の機能・配置の検討や、各地区に割り当てた皆さんの土地の造成の整備計画の策定や、測量設計、地質調査、工事の発注及び監督、検査、目的物引渡し等が主な業務内容です。
午前中は、益城町公共空間のまちづくりについて、熊本大学の益城ラボの先生方と合同でソフト整備の観点から、意見交換を行い、アドバイスを頂きました。
学生時代に教わった先生方と、県職員という立場で意見交換会をさせていただき、充実した打合せになりました。
午後からは、区画整理のハード整備についてコンサルタントの技術者と打合せを行いました。設計の考え方や、進め方、出来上がりのイメージを共有しながら、設計協議を進めました。
担当している土地区画整理事業は、益城町の被災された方々の早期生活再建に重要な事業ですので、職場全員で時間的緊迫性をもって取り組んでおり、非常に活気溢れる職場です。
(12月14日)