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獣医師(保健環境科学研究所)
所属
保健環境科学研究所 微生物科学部
現在の業務内容
急性呼吸器感染症サーベイランス業務を担当しています。
県内の医療機関から送られてくる患者検体(呼吸器症状の咽頭ぬぐい液など)を用いてPCR検査等により原因ウイルスの特定を行っています。
ウイルスの存在が確認された検体はウイルス分離を行い、次世代シーケンサー等で遺伝子を解析してより詳細な判別を行います。
微生物検査というと、白衣を着て検査室にこもり、一日中分析を行うイメージがあるかもしれません。しかし実際には屋外での業務も多く、例えば夏から秋にかけては、SFTSウイルスの調査研究のために県内各地へ出向き、ダニの採取を行っています。
作業服・長靴を装備して白いフランネル生地の付いた旗を振りながら野山を歩き回る姿を見かけたら我々かもしれません。
検査の一つ一つは派手な仕事ではありませんが、県民の安心と安全に繋がればと思いながら業務を遂行しています。
働き方や制度の魅力
入庁後に結婚し、2人の子どもが生まれたため、育児に関する休暇や休業制度を積極的に活用しています。
子どもが生まれる毎に1年間の育児休業を取得し、復職後は育児時間休暇を利用して9時~16時の勤務形態で働いています。
また、子どもの1人は障がい者手帳の交付を受けているため、療育やリハビリに週2~3回通わせており、その際には子の看護等休暇を利用しながら対応しています。
子育てに関する休暇制度が充実しているお陰で、安心して仕事に取り組めています。
未来の後輩へのメッセージ
私自身が大学時代にインターンシップで県庁の獣医師職の仕事現場(保健所、家畜保健衛生所、食肉衛生検査等)を案内していただいて、色々な説明を受けました。
しかし、就職して働き始めると「話が違う」と思うことが何と多いことか。
良くも悪くも公務員の仕事は「決まったことの繰り返し」ではありません。
社会人になるまで「法律は滅多に変わらない」と思っていましたが、社会状況に合わせて法律は変わり続けます。
それと連動して公務員の業務内容も変わり続けます。
公務員の仕事に限らず、どんな仕事をするにしても柔軟でしぶとい心を持ち続けて下さい。
(2月24日)










