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林学・林業(球磨地域振興局 森林保全課)

所属
球磨地域振興局 森林保全課
現在の業務内容
県が保有している山林(県有林)の管理及び鳥獣関係の業務を主に担当しています。
県有林では伐採だけでなく、植栽・保育作業を計画的に行うことで、持続的に生産可能な循環型森林経営の確立を図っています。
また、山林が持つ保水力を高め、災害に強い森づくりにも取り組んでいます。
近年はシカの増加により、植栽した苗木が食害を受けることから、県内全域でさまざまな獣害防止対策を実施しています。
その一環として、狩猟免許試験を受験する方への支援や、高校生を中心とした若手狩猟者の確保にも取り組み、シカの個体数管理に貢献しています。
これらの業務一つひとつが森林の保全に繋がっていることを実感したときに、非常にやりがいのある仕事だと感じます。

やりがいを感じた経験
鳥獣関係の業務で、高校生を対象に狩猟の意義やジビエの利用について学ぶ研修会を実施しました。
研修後に高校生から「将来は猟友会に入り、シカ・イノシシの捕獲や農作物被害の軽減に貢献したい」と言われたとき、この研修が役に立ったと実感しました。
今後も市町村や猟友会と連携し、高校生にとって学びの場となる研修を続けていきたいと感じています。
未来の後輩へのメッセージ
林学職は、私が担当している業務の他にも森林土木(治山・林道)、森林整備、各種許認可、普及活動、研究など幅広い業務を担います。
多岐にわたる分野のため大変な面もありますが、上司や同僚に気軽に相談できるとても温かい職場で、安心して仕事に取り組めます。
また、地域の森林・林業の発展に貢献していると感じられる場面も多くあり、自分自身の成長も実感できます。
皆さんと一緒に、楽しく働ける日を心からお待ちしています!
(12月1日)










