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保育士(こども総合医療センター)
所属
こども総合療育センター
現在の業務内容
熊本県こども総合療育センター通園(くまのこ園)は、障がいのある就学前の児童と保護者を支援する療育施設です。
通園には医療型クラスと福祉型クラスとがあり、私が受け持っている福祉型クラスには、主に自閉症や知的障がいをお持ちのお子様が在籍しています。
福祉型クラスではTEACCHプログラムの考えを取り入れ、お子さま一人ひとりの特性に応じた個別支援を行っています。同時に、ご家族に対する子育て支援や障がい受容支援も行います。エビデンスに基づいた方法で発達障がい児が苦手とするコミュニケーションをはじめ、感覚の問題その他様々な困難さや過ごしにくさを改善できるように支援を行っています。子どもたちと過ごす一日はあっという間に時間が経ち、夕方にはへとへとになりますが、児童の笑顔と成長にパワーを貰い、毎日がとても充実しています。
職場の雰囲気や同期との関係
子どもたちに質の高い療育を提供するために、通園ではスタッフ同士の協力が必要不可欠です。
業務中にはお子さまの様子や支援の方法などを話し合い、それぞれがお互いの意見を尊重しながら、お子さまとそのご家族の利益を第一に考えています。コミュニケーションが多い分、いつの間にか互いに気心の知れた仲になり、療育終了後や休憩などのほっと一息つく時間にはいつも笑い声が絶えません。メリハリのある職場で、私は大好きです。
未来の後輩へメッセージ
県の保育士でしか携われない仕事がたくさんあります。
そのどれもがやり甲斐があり、ひとつの業務を終えるたびに成長している自分がいます。
忙しい日々が続くこともありますが、上司や先輩、同期が必ず力になって支えてくれます。ときには、あなたが誰かを支えてあげてください。一緒に働ける日を楽しみにしています。
(9月20日)