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獣医師(城北家畜保健衛生所)
所属
城北家畜保健衛生所 防疫課
現在の業務内容
私の所属している防疫課の主な業務は、牛・豚・家きん等の家畜において、口蹄疫や豚熱、高病原性鳥インフルエンザ等、畜産に大きな影響を与える感染症が管内の農場で発生しないよう衛生管理指導を行うことです。各家畜について担当制となっており、私は家きんを担当しています。本県での高病原性鳥インフルエンザの発生リスクが高まる11月までに、管内の全家きん飼養場を巡回し、衛生管理指導を行ったり、日頃は、高病原性鳥インフルエンザの清浄性及び浸潤性を把握するためのモニタリング検査を定期的に実施したりすることで、本病の発生予防に努めています。
働くうえで心がけていること
担当業務の中心は家きん飼養場の衛生指導であり、家きんを飼養する生産者の方々と日々関わる仕事です。衛生指導を行う際には、国が定めている飼養衛生管理基準のうち実施の難しい項目について話を聴き、どのようにすれば実施可能か一緒に考えるようにすることで、生産者の方にできるだけ寄り添った対応をするように心がけています。
未来の後輩へのメッセージ
県庁で働く獣医師の魅力は、様々な畜種についてあらゆる知識や技術を身に着けることができることだと思います。業務遂行に必要な知識や技術は、入庁後、上司や先輩方からのアドバイスや研修の受講等で習得できるので、学生時代の経験が無いからと言って不安になる必要はないと思います。熊本県で一緒に働けることを楽しみにしています。
(12月13日)