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臨床検査技師(鹿本地域振興局 保健予防課)
所属
鹿本地域振興局 保健福祉環境部 保健予防課
現在の業務内容
今の職場では主に感染症業務を担当しています。
現在8割~9割は新型コロナウイルス感染症の対応に追われる日々ですが、保健所職員一丸となり対応しています。私は特に入院患者さんの管理や感染症法に基づいた行政文書の発行を行っています。入院の同意を得るため電話対応も行いますが、行政用語は難しかったり堅い表現が多いため、分かりやすい言葉で話し理解していただけるよう心がけています。
また、感染症は新型コロナウイルス感染症だけではありません。医療機関から寄せられる様々な感染症の発生届を受理したら、まん延防止に向けて速やかに疫学調査や周囲の方の検査を行います。感染症対応では個人情報や人権に気をつけながら、必要な情報を的確に収集する事が大切と考え業務に取り組んでいます。
職場の雰囲気や同期との関係
保健予防課は、保健師や管理栄養士とともに業務を行います。学生時代聞いたことがない単語が飛び交い、はじめは戸惑いましたが、上司・同僚職員に助けてもらいながら毎日を過ごしています。困難な事例も1人で悩まず相談や助言を求めることができる環境です。多忙な中にも風通しの良い職場のおかげで前向きに業務に従事しています。
未来の後輩へのメッセージ
県職員の臨床検査技師は多職種に囲まれながら幅広い分野の業務に従事します。私も昨年度は食品検査を行っていましたが、異動を機に感染症業務に従事しています。通常3~5年ほどで異動しますので、職場や業務内容とは一期一会のつもりで過ごしています。多くの経験をしたいと考えているのであれば県職員はとても魅力的ですよ!
(9月21日)