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看護師(こころの医療センター)
所属
熊本県立こころの医療センター(病院局看護部)
現在の業務内容
熊本県立こころの医療センターの総合治療病棟で看護業務を担当しています。総合治療病棟では、精神疾患だけでなく身体的な合併症を抱えている患者様が多く、精神面と身体面でのアセスメントをしながら業務を行っています。業務は日常生活の援助、検温や薬の配薬、悩みの相談など多岐にわたり、精神科看護の奥深さと面白味を感じています。また併設する新型コロナウイルス専門病棟では、陽性患者の受け入れや宿泊療養施設への派遣要請に対応するなど院内外の看護業務に携わっています。
心の病を抱えている患者様がしだいに回復し、社会復帰する姿にやりがいを感じるとともに、私自身勇気づけられています。
印象に残っている仕事
令和2年7月豪雨災害で、DPATのメンバーとして被災地域の支援活動に関われたことです。DPATとは災害時精神医療チームのことで、被災した病院や避難所での情報収集、精神的なフォローが必要な被災者への介入などを行いました。微力ながら、被災地の支援ができたのではないかと思います。
未来の後輩へのメッセージ
公的な病院の看護師として、様々な政策医療に関わることができます。災害支援や新型コロナウイルス対応もその一つです。看護師としての一般的な知識や技術はもちろん、そのような政策医療の経験も得ることができるのも県職員の魅力です。みなさんと一緒に仕事ができるのを楽しみにしています。
(12月20日)