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本館所蔵「百済系菩薩立像」ご出張中でございます。
本館の収蔵庫にて。

矢野学芸員(以下、「矢」)「お久しぶりでございます。菩薩立像様!」

菩薩立像(以下「菩」) 「ん? 誰かと思えば、わしを掘り出してくれた、矢野学芸員ではないか。」
「それで、何か用か?」
平成20年(2008年)10月23日鞠智城跡発掘調査時に出土
矢「熊本県立美術館から、お迎えに来られましたよ。」
菩「ほう、そうじゃった、そうじゃった。んで、これから何するんじゃ?」
「それで、何か用か?」
平成20年(2008年)10月23日鞠智城跡発掘調査時に出土
矢「熊本県立美術館から、お迎えに来られましたよ。」
菩「ほう、そうじゃった、そうじゃった。んで、これから何するんじゃ?」

熊本県立美術館の学芸員さんによる遺物の借受前の入念な確認作業が始まりました。大切な文化財を傷つけないよう、丁寧な作業が続きます。 とても大切な作業なんです。
菩「大事なのは分かっとるが、ちと、眩しいのう・・・」
菩「大事なのは分かっとるが、ちと、眩しいのう・・・」

梱包する前に、新しい保護紙に包み、汚損しないようにします。
菩「嬉しいのう、新しい布団じゃ。」
菩「嬉しいのう、新しい布団じゃ。」

ここからは専門の輸送業者さんにバトンタッチ。丁寧で迅速な作業が続きます。

更に作業は続きます。
温湿度の急激な変化による遺物の劣化を防ぐため、容器に移します。
こちらも大切な作業なんです。
菩「これも大事なのは分かっとるが、ちと、辛いのう・・・」
温湿度の急激な変化による遺物の劣化を防ぐため、容器に移します。
こちらも大切な作業なんです。
菩「これも大事なのは分かっとるが、ちと、辛いのう・・・」

梱包完了です。
菩「よし、それじゃ、行ってくるわい!」
菩「よし、それじゃ、行ってくるわい!」

丁寧に積み込んでいただき、いよいよ出発です。
(いつも、大切に扱っていただきありがとうございます。)
(いつも、大切に扱っていただきありがとうございます。)

スタッフに見送られながら、出発しました。
やはり、矢野学芸員は少し、心配そうです。
菩「心配は無用じゃ、矢野。これから行くところは、仲間も大勢おるし、とっても良いところじゃ!」
やはり、矢野学芸員は少し、心配そうです。
菩「心配は無用じゃ、矢野。これから行くところは、仲間も大勢おるし、とっても良いところじゃ!」


熊本県立美術館の皆様、しばらくの間、うちの「菩薩立像」様のこと、よろしくお願いいたします。
ちなみに、百済系菩薩立像は歴史公園鞠智城・温故創生館の一階展示解説室にレプリカを常設展示しています。復元像とあわせて、ぜひ、ご覧ください。
ちなみに、百済系菩薩立像は歴史公園鞠智城・温故創生館の一階展示解説室にレプリカを常設展示しています。復元像とあわせて、ぜひ、ご覧ください。