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県庁のしごと【民間企業等経験者対象】

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0007469 更新日:2020年8月1日更新

先輩職員のはなし【行政】 Vol.1 (※平成26年12月取材の記事です)

現在の仕事は?

石川智久01
(平成24年入庁 会計課)

 総務・資金班に所属し、公金の管理・運用業務に従事しています。
 扱う資金の性質は異なりますが、自治体においても、民間企業等同様、効率的な資金管理が要求されます。県全体の資金状況を的確に予測し、安全性を確保しつつ有利な運用を行うことが本業務の主な内容です。歴史的な低金利の中で、運用益の確保に苦戦する日々が続いています。

これまでの業務経歴は?

 新卒で証券会社に入社して約12年間の勤務後、入社同期の友人が設立した会社で約5年間働きました。証券会社では予算等の管理会計業務、商品本部(株式等のディーリングを行う部門)の企画、投資銀行業務(ファイナンスやM&Aのアドバイザリー)に携わりました。転職先は社員数名のいわゆるベンチャー企業でしたので、営業、経理を含めさまざまな業務に従事しました。

入庁の動機は?

 私が新卒で社会人になった90年代の半ばは、まだ終身雇用が一般的で、私自身、最初で最後のつもりで就職しました。その後、キャリアを積み転職を経験する中で、仕事に対する考え方も徐々に変化し、公的な仕事に関心を持つようになりました。(平たく言えば、人生も半ばにさしかかり、人のためになる仕事をしたいと思うようになった、ということです。)そのような中で、幸いにも地元である熊本県が民間企業経験者を採用していることを知り、応募しました。

県職員となって良かったことは?

 本県では、蒲島知事が「皿を割ることを恐れるな」という表現で、リスクを恐れず創意工夫を重ねること、チャレンジすることが奨励されており、民間企業と変わらないマインド・姿勢が根付いていると思います。

受験を考える方へのエール

石川智久02

 民間企業と本県では、「民間企業:稼ぐこと。本県:県民幸福量を最大化すること。」と、事業の動機は大きく異なりますが、よい仕事・評価される仕事は、「民間企業:よい商品・サービスを、安く、お客様に提供すること。本県:よいサービスを、限られた資源・予算の中で、県民の方々に提供すること。」と、ほぼ同じです。従って、民間でよい仕事ができる人は、本県でもよい仕事ができます。
 熊本県民の幸福を最大化することを働くモチベーションにできる方、ぜひトライしてください。

先輩職員のはなし【行政】 Vol.2 (※平成26年12月取材の記事です)

現在の仕事は?

農崎仁志01
(平成25年入庁 情報企画課)

 「業務システム改革支援班」において、県庁内の各所属が情報システムを開発、改修する際の技術支援や調達支援、各種情報システムを効率的に運用するためのシステムの構築、運用、調達等に係る業務を行っています。更に、ICTを活用した地域情報化の一環として、熊本県、熊本市、NTT西日本の三者による連携協力に基づき、様々な実証事業を行う「スマートひかりタウン熊本」プロジェクトにも取り組んでいます。

これまでの業務経歴は?

 東京で情報システムの会社に15年間勤務していました。ソフトウェア製品のシステムエンジニアとして海外の開発元と日本のお客様先の現場の間に立ち、開発中のソフトウェア製品の検証や先進案件プロジェクトの推進、また実際に、システム開発やプロジェクト・マネジメント等にも携わっていました。分野としては大規模ユーザーのメールシステム、ポータルシステム、クラウドの情報共有基盤システムの構築等を担当していました。

入庁の動機は?

 社会人として働き出してしばらくして、自分が生まれ育った地元熊本に何か関わる仕事がしたいと考えるようになりましたが、東京で勤務しているとそのような機会はほとんどありませんでした。また、社会人経験を積んでいくうちにこれまで培ってきた経験や技術を異なる分野でも活かせる仕事がしたいと考えるようになりました。そのような時、熊本県庁で職員募集があることを知り、これまでの経験等を活かして社会に貢献できると思い応募しました。

県職員となって良かったことは?

 情報企画課での仕事は県庁内の情報システム全般に係る仕事であるため、民間時代の経験や技術、知識を活かすことができ、仕事の進め方においてもプロジェクト・マネジメントの経験や知識が役立っています。また、情報システムの開発支援や実証事業等を通じて、自分の仕事が社会基盤の整備や公共サービスの提供といった県の欠かせない仕事の一部になっていることを知り、大きな責任感と同時にやりがいを感じています。

これまで印象に残っている仕事は?

 入庁1年目に携わった県内の無料公衆無線LAN整備の事業は、10月に県内で開催される大きなイベントに合わせて急きょ利用開始することが決定しました。入庁から間もなく行政の業務の進め方もよく分からない中、同時進行で複数箇所を急ピッチで取り組んだことにより、なんとか必要な箇所数の整備を完了することができました。その事業が新聞報道され、自分がデザインしたロゴマークが紙面に掲載されると、やり終えた達成感と同時に県の業務は多くの方々から注目されていることを実感しました。

受験を考える方へのエール

農崎仁志02

 私は前職での経験を活かせる配属となりましたが、県での仕事、特に行政職での仕事は多岐にわたるため、必ずしも民間時代の経験を“直接的”に活かせるとは限りません。しかし、民間におけるスピード感、効率化、コスト意識、お客様意識といった考え方や経験、知識はどの職場においても求められています。県行政の仕事は大きな仕事もたくさんあります。新規事業もあります。これまでの経験を活かして社会のためになる仕事はやりがいもあるので、積極的にチャレンジしてください。

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