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農業大学校新規就農支援研修生30人が新たな地域の担い手に!
農業大学校では、親元やUターンなどの新たに就農を目指す社会人を対象に新規就農支援研修に取り組んでいます。令和元年度の実践農業コースの全日程が終了し、修了式を12月6日に行いました。
農大での新規就農支援研修は、平成17年にスタートし、今年度で15年目を迎えました。これまでに668人が研修を修了し、そのうち9割以上が就農しています。
「実践農業コース」は週3日の授業で、本年度は19歳から65歳までの30人が受講し、4月から8か月間、野菜や作物の栽培技術や農業機械の操作方法、営農計画作成、農業経営者講義等多岐にわたる研修を行いました。特に、夏の暑い時期にも熱心に農作業に励み、慣れない機械作業や大型機械の安全講習にも挑戦。また、学園祭では、生産した農産物の販売や消費者との交流等、一生懸命に研修に取り組みました。
研修生は、就農に必要な知識や技術を習得するとともに、同じ志を持つ仲間との絆も生まれ、お互いが、これからの就農に向けて大きな支えとなっていくと思われます。
また、研修修了後は、自主的なネットワーク「農大新規就農支援研修ネットワーク」(農大新研ネット)に参加して、互いの情報交換による技術の向上等が期待されます。
農業大学校では、今後とも関係機関と連携しながら、新たな農業担い手の育成に努めていきます。
修了証書授与
実践農業コース 1組
実践農業コース 2組
プロ経営者・実践農業コース全員