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農業大学校 1年生(43期生)進路ガイダンス開催
農大では、学生一人ひとりの進路目標の実現や将来就農等を目指す学生に対して、早期から自らの将来に対し考え、意思決定ができることを目的とし、本校卒業生の体験談等を内容とする進路ガイダンスを毎年実施しています。
6月29日月曜日は1年生83名を対象として、卒業生(40期生)3名から「先輩からのメッセージ」と題し、講話が行われました。
木村 氏(野菜Aコース卒業:農業関連企業就職)
現在勤務している会社へ就職したのは、農大在学中の農家派遣研修で市場の役割等を知り、農家の方が生産された農産物の流通に興味を持ったからです。私は、栽培について学んできたので、生産者の気持ちが分かることを強みだと思っています。その部分を発揮できるように勤めていきたいです。学生の皆さんには、自分の興味がある分野について知っておくと良いと思います。
土屋 氏(花きコース卒業:雇用就農)
農大在学当時は、農業関連企業へ就職を考えていました。ところが、雇用就農相談会へ参加した際、農業法人3社に関心を持ち、それぞれの法人でインターンシップを行いました。この就職活動がきっかけで農業法人への就職を決めました。
農大生活で後悔していることは、プロジェクト研究の考察をきっちりと締めくくることが出来なかったことです。
後輩の皆さんには、在学中に是非様々なことへチャレンジして欲しいと思います。
松本 氏(肉用牛コース卒業:就農)
農場での学ぶ機会が多い農大は、私にとって魅力的な学校でした。また、自分の時間が持てることで、好きなことに没頭した学生生活を送り、時間を有意義に活用することが出来ました。現在経営者になり、仕事の段取りや時間の遣い方について特に意識しています。後輩の皆さんへのメッセージとして農大在学中には、何に対しても情熱を持って取り組んで欲しいと思います。そして、多くの仲間と将来などについて語り合ってください。