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台風への備えについて
今年度は、台風第10号が本県に上陸しましたが、秋にかけて本格的な台風シーズンを迎えます。大雨や暴風、高潮により、身近なところでも被害が発生する可能性がありますので、最新の情報を収集し、避難場所やルートの確認、明るいうちの「予防的避難」のご検討をお願いします。
〇台風への備え
・気象台が発表する台風情報や市町村が発令する避難情報等の防災情報を収集しましょう。
・交通機関の運休や欠航、道路の通行止めの可能性があるため、最新の情報を確認しましょう。
・過去の災害でも、電気・ガス・水道などのライフライン被害や物資供給の停滞が発生しました。日頃利用している食料品や生活必需品を少し多めに備蓄しておきましょう。
・安全かつ迅速に逃げられるよう、両手が使えるリュックサックなどを「非常用持出袋」として準備し、家族構成などを考え、必要なものを必要な分だけ中に入れ、玄関など、避難時にすぐ持ち出しやすい場所に置いておきましょう。
・鉢植えや物干し竿など飛散の危険性が高いものは室内へ移動させましょう。また、強風による飛来物などに備えましょう。
・交通機関の運休や欠航、道路の通行止めの可能性があるため、最新の情報を確認しましょう。
・過去の災害でも、電気・ガス・水道などのライフライン被害や物資供給の停滞が発生しました。日頃利用している食料品や生活必需品を少し多めに備蓄しておきましょう。
・安全かつ迅速に逃げられるよう、両手が使えるリュックサックなどを「非常用持出袋」として準備し、家族構成などを考え、必要なものを必要な分だけ中に入れ、玄関など、避難時にすぐ持ち出しやすい場所に置いておきましょう。
・鉢植えや物干し竿など飛散の危険性が高いものは室内へ移動させましょう。また、強風による飛来物などに備えましょう。
〇最新の防災情報を入手する
情報取集は、防災対策の第一歩。最新の防災情報を入手し、現状把握や将来予測により、危険を察知し避難のタイミングを逃さないことが重要です。
ホームページ「防災情報くまもと」<外部リンク>
熊本県統合型防災情報システム<外部リンク>
〇雨、風が強くなる前に、早めの予防的避難を!
・夜間や大雨、強風時は、避難そのものが危険になります。本格的に雨、風が強くなる前の、明るい時間帯での予防的避難を心がけましょう!
・地域の危険個所や避難経路の確認を行いましょう。市町村が作成したハザードマップ(防災マップ)などで、お住いの地域の危険個所(過去に浸水した場所や土砂災害のあった場所など)や避難経路をあらかじめ把握、確認しておきましょう。
・避難するときの注意点
(1)安全で動きやすい服装
(2)足元に注意
※マンホール、側溝などに注意しましょう
(3)隣近所で声をかけ合って避難
(4)障がいのある方や高齢者の避難支援を行いましょう
(5)子どもは大人が手をつないだり、ライフジャケットなどを付ける
・地域の危険個所や避難経路の確認を行いましょう。市町村が作成したハザードマップ(防災マップ)などで、お住いの地域の危険個所(過去に浸水した場所や土砂災害のあった場所など)や避難経路をあらかじめ把握、確認しておきましょう。
・避難するときの注意点
(1)安全で動きやすい服装
(2)足元に注意
※マンホール、側溝などに注意しましょう
(3)隣近所で声をかけ合って避難
(4)障がいのある方や高齢者の避難支援を行いましょう
(5)子どもは大人が手をつないだり、ライフジャケットなどを付ける
〇雨風が強い中での危険な行動は絶対にやめましょう!
DANGER!危険!
・ 田畑の様子を見に行かない!
・ 屋根に上って作業しない!
・ 川や海の様子を見に行かない!
※雨や風が収まった後も河川等が増水している危険があります。
・ 屋根に上って作業しない!
・ 川や海の様子を見に行かない!
※雨や風が収まった後も河川等が増水している危険があります。
〇風水害発生のメカニズム
台風が近づいているときや台風が上陸したとき、風水害が発生しやすくなり、次のことが起こりやすくなります。
・川の水の増水、氾濫
・床上、床下浸水の発生
・道路の冠水
・排水溝や下水管で水が溢れ、地下のスペースなどに水が流れ込む
・川の水の増水、氾濫
・床上、床下浸水の発生
・道路の冠水
・排水溝や下水管で水が溢れ、地下のスペースなどに水が流れ込む
〇高潮災害の発生メカニズム
高潮は、台風や低気圧の接近に伴って、海面の高さが通常よりも著しく高くなる現象です。
その現象は大きく、気圧低下による吸い上げと風による吹き寄せの2つの要因に分けられます。気圧が1ヘクトパスカル下がると、約1cmの割合で海面が吸い上げられ、また、強い風に見舞われると、海水が風下側に吹き寄せられ、同時に大きな波も発生します。
その現象は大きく、気圧低下による吸い上げと風による吹き寄せの2つの要因に分けられます。気圧が1ヘクトパスカル下がると、約1cmの割合で海面が吸い上げられ、また、強い風に見舞われると、海水が風下側に吹き寄せられ、同時に大きな波も発生します。
熊本県防災ハンドブック電子版<外部リンク>