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認知症高齢者の自動車運転を考える家族介護者のための支援マニュアルを紹介します!
高齢化の進展に伴って、近年高齢者の自動車運転事故が増加しています。
特に、認知症高齢者の方は、運転中に行き先がわからなくなる、運転中のわき見、注意の散漫などの運転行動が出るようになり、重大な事故につながりやすくなります。
独立行政法人国立長寿医療センター研究所では、このような認知症高齢者の方の自動車運転について考えるために、認知症の解説や、認知症高齢者の方が運転を中止しなければならなくなった時の対応などを紹介した「認知症高齢者の自動車運転を考える家族介護者のための支援マニュアル」を作成されていますので、ご紹介します。※平成21年度に作成され、平成27年度に改訂されました。
マニュアルの内容
- 事例紹介
- 第1章:認知症の正しい理解
- 第2章:認知症と運転
- 第3章:認知症高齢者の自動車の運転に関する法律
- 第4章:自動車運転に対する人々の意識
- 第5章:運転者が認知症になったとき
- フローチャート:認知症高齢者の自動車運転への対応、考え方
詳しくはこちらをご覧ください。→ 国立長寿医療センター長寿政策科学研究部のページ<外部リンク>
※マニュアルのダウンロードができます。
高齢者講習と講習予備検査(認知機能検査)
75歳以上の方については、平成21年6月から免許更新時に高齢者講習と併せて「講習予備検査(認知機能検査)」の受験が義務づけられています。この検査は、記憶力や判断力を検査し、引き続き安全運転ができるかどうかを確認するために実施されるものです。
詳しくは、熊本県警察、警察庁のページをご覧下さい。