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風しんの追加的対策について
風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の発疹性感染症で、感染後2~3週間の潜伏期(症状がない時期)を経て、発疹、発熱、リンパ節の腫れが見られます(明らかな症状が見られないこともあります)。
妊婦が妊娠期間の前半(20週頃まで)に風しんに感染すると、赤ちゃんが目や耳、心臓などに障がいをもって生まれる可能性があります(先天性風しん症候群)。
昭和37年(1962年)4月2日から昭和54年(1979年)4月1日生まれの男性は、過去に公的な風しんの予防接種が行われていないため、自身が風しんにかかり、家族や周囲の人たちに広げてしまう恐れがあります。
そのため、令和3年度(2021年度)までの3年間、「風しんの追加的対策」が実施され、対象者には、お住いの市町村からクーポン券が送付されることとなっています。
クーポン券が届いた方は、まずは、クーポン券を利用し、風しんの抗体検査(無料)を受けていただきますようお願いします。
詳しくは、厚生労働省ホームページ
- [風しんの追加的対策について]<外部リンク>
- 「動画でわかる、止めるぞ風しん」<外部リンク>
クーポン券の送付について
昭和37年(1962年)4月2日から昭和54年(1979年)4月1日生まれの男性に対して、お住いの市町村からクーポン券が送付されます。
生年月日 |
クーポン券の送付年度 |
備考 |
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昭和47年(1972年)4月2日~ 昭和54年(1979年)4月1日 |
令和元年度(2019年度) | |
昭和37年(1962年)4月2日~ 昭和47年(1972年)4月1日 |
令和2年度(2020年度)以降(詳細未定) |
市町村に希望すれば令和元年度(2019年度)に クーポン券が発行されます |
クーポン券受領後の流れ
- お住いの市町村からクーポン券が届きましたら、開封して中身をご確認ください。
- 風しんの抗体検査を受けてください。検査は、健康診断等かお近くの医療機関で、採血して行います。結果がわかるまでに数日かかる場合があります。
- ア 健康診断の機会に受ける場合
- 勤務先の健康診断の際に、抗体検査を受けられる場合があります。(勤務先の担当者へご確認ください)
- 人間ドックの際にも抗体検査が受けられる場合があります。(受診する医療機関へご確認ください)
- 検査の際に、クーポン券をご持参ください。
- イ お近くの医療機関で受ける場合
- 県内約800か所(全国4万か所以上)の医療機関で検査を受けることができます。クーポン券は全国どこでも(住所地以外の市町村でも)使用できます。
- クーポン券を使用できる医療機関のリストはこちら<外部リンク>をご確認ください。(検査可能日時について、事前にご確認ください)
- 検査の際に、クーポン券と住所が確認できる書類(免許証等)をご持参ください
※住所地が変わった場合(お住いの市町村が変更となった場合)は、クーポン券が使用できなくなります。転居後の市町村にクーポン券の再発行をご依頼ください。
- ア 健康診断の機会に受ける場合
- 風しん抗体検査の結果を確認してください。(検査を行った医療機関に確認)
- 検査の結果、風しんへの免疫がなかった方(十分な量の抗体がなかった方)は、予防接種を受けてください。
- 県内約800か所(全国4万か所以上)の医療機関で予防接種を受けることができます。クーポン券は全国どこでも(住所地以外の市町村でも)使用できます。
- クーポン券を使用できる医療機関のリストはこちら<外部リンク>をご覧ください。(予防接種可能日時について、事前にご確認ください)
- 予防接種の際に、クーポン券と住所が確認できる書類(免許証等)をご持参ください
※住所地が変わった場合(お住いの市町村が変更となった場合)は、クーポン券が使用できなくなります。転居後の市町村にクーポン券の再発行をご依頼ください。
妊娠を希望する女性等を対象とした風しん抗体検査について
県では、先天性風しん症候群の発生防止等を目的に、妊娠を希望する女性等を対象とした風しん抗体検査を無料で実施しています。
詳しくは、風しん抗体検査が無料で受けられますをご覧ください。