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空港アクセス鉄道の実現に向けて

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0003924 更新日:2019年5月24日更新

 熊本県では、熊本市中心部と阿蘇くまもと空港間のアクセス改善のため、空港アクセス鉄道の実現に向けて取り組んでいます。

阿蘇くまもと空港へのアクセスの現状について

 熊本駅と空港間を結ぶ公共交通機関はバスのみで、通常60分ほどかかりますが、朝夕のラッシュ時は90分かかることもあります。バスが満員で乗車できない方もいらっしゃいます。
 また、近年外国人観光客が増加しています。今後、民間企業による空港運営事業の開始(令和2年(2020年)4月)により、路線網の拡大等が図られ、更に空港利用者が増加することが見込まれています。

空港アクセス改善の検討状況について

 平成30年度(2018年度)に「鉄道延伸」「モノレールの新設」「熊本市電延伸」の3つの交通システムについて、定時性、速達性、大量輸送性、事業費等の比較検討を実施しました。

<検討の内容>
検討した交通システム

定時性

速達性

大量輸送性

概算事業費

鉄道
JR豊肥本線の延伸

確保

時間短縮効果あり

十分な輸送力あり

330億円~380億円

モノレール
熊本駅と空港を結ぶ路線の新設

確保

時間短縮効果あり

十分な輸送力あり

2,500億円~2,600億円

市電
健軍町電停から空港への延伸

確保

バスより時間を要する

他と比較して劣る

210億円~230億円

   比較検討の結果、速達性や大量輸送性に優れ、事業費を相対的に低く抑えることができ、採算性が見込める「鉄道延伸」が早期に実現できる可能性が高いとの結論を得ました。

ルートについて

 ルートについて、「三里木駅」「原水駅」「肥後大津駅」の各分岐駅ごとの需要見込の比較検討を実施しました。

<各分岐駅ごとの需要見込>
ルート

1日の概算需要量

三里木ルート

約6,900人

原水ルート

約5,900人

肥後大津ルート

約5,800人

   比較検討の結果、「三里木駅」で分岐し、県民運動公園付近に中間駅を設けるルートが最も利用人数を見込めるとの結論を得ました。
 県民運動公園付近に中間駅を設けることで、大規模イベント時の観客輸送が課題だった県民総合運動公園のアクセス改善も図ります。

空港アクセス鉄道整備に関する基本的方向性について

 上記の検討結果を踏まえ、JR九州と協議を行い、平成31年(2019年)2月20日、空港アクセス鉄道整備に関する基本的方向性について、JR九州の同意を得ました。

<基本的方向性>
ルート JR豊肥本線「三里木駅」からの分岐ルート(県民総合運動公園を経由)
事業スキーム 県が中心に設立する第3セクターが鉄道施設を整備して所有し、運行はJR九州へ委託する。
事業費

アクセス鉄道の開通後、JR九州は既存路線増益効果の一部を第3セクターに支出する。

その支出総額は整備費の3分の1を上限とする。

 令和元年度(2019年度)ルート選定や需要予測、事業採算性の精査等詳細な調査・検討を行い、空港アクセス鉄道の実現に向けた取り組みを加速化していきます。

空港アクセス鉄道の実現により期待されること

空港アクセス鉄道ルートイメージ

 「空港アクセス鉄道」の実現により、熊本駅と空港の間の所要時間は40分程度になり、定時性・速達性の確保に加え、大量輸送が可能になります。空港とJR九州等の鉄道ネットワークがつながり、県内・九州内各地に短時間かつ定時性のある移動ができるようになります。
 また、県民運動公園の近くに中間駅をつくることで、経済効果を見込める大規模なスポーツ大会やコンサート等イベント誘致が可能になります。

参考資料

空港アクセス鉄道の整備について(PDFファイル:1.8MB)

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