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空港アクセス鉄道ルートの追加検討について
空港アクセス鉄道ルートの追加検討について
空港アクセス鉄道については、これまで、空港利用者の定時性・速達性・大量輸送性を確保するとともに、県民総合運動公園へのアクセス改善が可能な、三里木駅からの分岐ルートを軸に検討を進めてきました。
このような中、台湾の世界最大手半導体企業であるTSMCの日本で初めての工場が、菊陽町にあるセミコンテクノパーク隣接地に建設されることが発表され、TSMCの進出や今後想定される関連産業の更なる集積により、空港周辺地域における人や物の流れが大きく変化することが見込まれます。
これらの状況を踏まえ、空港周辺地域の可能性を最大化するため、空港アクセス鉄道についても、JR豊肥本線の輸送力増強によるセミコンテクノパークへのアクセス向上、さらには、県内全域の交通ネットワークの利便性向上につながるよう、「原水ルート」「肥後大津ルート」についても調査を実施し、より効率的で効果の高いルートについて比較検討を行うこととしました。
検討結果については、空港アクセス検討委員会や県議会において丁寧に説明を行い、県民の皆様の御理解をいただきながら進めます。