本文
夏秋トマトの栽培始まる―現地検討会で生育確認
山都町は冷涼な夏場の気候を活かした夏秋トマトの産地です。今年も4月下旬から5月上旬を中心に定植が行われ、栽培が始まりました。
このような中、梅雨入りを控えた6月1日から4日間、JAかみましきトマト部会の現地検討会が町内の8地区で開催されました。検討会では、まずほ場を巡回し、生育状況を確認するとともに、生産者相互の情報交換が盛んに行われました。現在の生育や着果の状況は順調で、6月下旬から本格的な出荷が見込まれます。ほ場巡回の後はJAおよび農業普及・振興課から今後の栽培管理や病害虫防除のポイントについて説明しました。
夏秋トマトでは梅雨期の曇雨天や夏場の晴天・高温といった天候の変化に応じた過不足のない灌水や追肥等の管理が重要となります。また、台風等の気象災害のリスクもあります。今後11月まで出荷が続きますが、JAと連携して増収や安定生産に向けた支援を行う予定です。
ほ場で生育状況を検討、情報交換
講習会でこれからの管理を確認
夏秋トマト