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総合土木[一般土木](天草広域本部土木部 工務第一課)
※ 大学卒業程度では、平成30年度採用試験から、「一般土木」と「農業土木」を統合し、「総合土木」職として募集しています。
松藤 利輝
所属
天草広域本部土木部 工務第一課
現在の業務内容
天草地域の広域的な産業・観光への支援、安心・安全な交通の確保及び地域住民の日常生活の利便性向上を図るため、国道及び県道の整備に取り組んでいます。
今日の業務内容
私が担当している道路整備の主な流れは、整備計画の策定、地元説明会の実施、測量設計、用地交渉、工事の発注及び監督、検査、目的物引渡し、維持管理となっています。
午前は、現在道路改良を行っている県道について、小学生の通学路となっている箇所が安全に通学できるよう、今後の整備計画について天草市役所の職員と打合せを行いました。
道路の整備に地元の要望等を汲み取るため、市町村の職員とも十分に意見交換を行うことが重要です。
その後、地元区長に集まっていただき、工事の概要について説明会を行いました。県道は、住民の方々の生活道路として重要な役割を担っています。地域の皆様と協力して事業を進めていく必要があるため、整備計画を十分に理解していただくことが大切です。
午後は、国道の舗装工事の竣工検査を行いました。
この工事は、海を一部埋立てて、一車線の道路を拡幅して二車線にし、仕上げのアスファルト舗装をするものです。竣工検査は、工事の出来形、品質、出来ばえ等を検査し、問題が無ければ工事業者から県が引き渡しを受けます。
工事の前は、車のすれ違いが困難な狭い箇所でしたが、この工事が完了することでスムースな車両の通行が可能となりました。
私達の業務は、住民の方々の生活に重要な道路を整備することです。道路が出来上がるまでには長い年月がかかり、多くの方々が携わります。様々な現場で、多くの課題が次々と出てきます。一つ一つ対応しながら仕事を積み上げた結果、便利で、安全な通行ができる道路が出来上がったときの達成感は格別です。
(9月6日)