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高速道路を安全に、そして快適に利用するために

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0008590 更新日:2023年2月1日更新

1 高速道路に入る前の車両点検 《点検項目》

燃料、冷却水、オイル、空気圧は十分ですか?

 故障、事故等の原因になります。

貨物は確実・安全に積載してありますか?

 風圧で積載物が落下し大変危険です。

停止表示板、発炎筒は積んでありますか?

 故障・事故の時必要です。

2   安全な速度

 高速道路の速度は無制限ではありません。制限速度の範囲内で気象状況、路面状況に応じた運転をしてください。

 ※ 雨天時は20%減速を

雨は、なぜ怖い?

 雨の降り始めは、道路に土やほこりが浮き、スリップしやすくなります。また、濡れた道路の上を高速で走ると、タイヤ接地面と地面の間に水の層ができ、車が浮き上がるハイドロプレーニング現象が発生することがあります。この現象が生じると、車は滑走してコントロールできなくなり、大変危険です。

3 十分な車間距離

 高速道路での車間距離、 一歩間違えば重大事故に・・・

 高速道路での車間距離の目安

  • 時速100kmの場合→100m以上
  • 時速80kmの場合  →80m以上

4 シートベルト・チャイルドシートの着用

 車に乗る人は全席シートベルト、子どもさんの場合はチャイルドシートを正しく着用しましょう。

どうする?故障、交通事故の時?

自らの安全を守り、また、二次的事故を防止するために

  • 道路上に立たない。
  • できるだけ左側端に停車する。
  • 後続車から見えやすい位置に、停止表示板、発炎筒を置く。
  • 1キロメートル(トンネル内は200メートル)おきに設置してある非常電話で通報する。
  • 近くの道路外の安全な場所に避難する。
  • 車内に残らない。

高速道路内トンネルにおける事故防止

 八代インター〜人吉インター間のトンネルは23箇所、しかも九州で一番長い肥後トンネル(6.34キロメートル)があります。

トンネル内を通行するときに大切なこと

1 居眠りに注意

 道路が単調であるため、思わず気がゆるみます。

2 トンネル出口に注意

 次のような落とし穴が待っています。

結露現象〜あわてずにワイパーを

 トンネルに入ると同時に「ガラス窓が一瞬にくもる」現象、これはトンネル内温度と外気温度の違いによって生じるガラス面外側のくもりです。

ホワイトホール現象、ブラックホール現象〜トンネル出入口は減速して

 日中、トンネル内から急に外に出るとまぶしく感じる現象、これは、暗いトンネル内から急に外に出ると瞳孔の調整が追いつかず、前が白っぽく見える現象です。

 逆に明るいところから暗いトンネルに入った直後、前が見えにくい状態をブラックホール現象といいます。

熊本県警察本部 高速道路交通警察隊


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