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110番通報の適切な利用について
110番のあらましと現状
110番通報制度について
110番通報制度は、昭和23年10月1日から6大都市(東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸)及び通信局所在都市(熊本、札幌)において運用が開始されました。
東京等では「110番」の3桁数字で、大阪、京都及び神戸では「1110番」の4桁数字であったことから、昭和35年からは「110番」に統一されています。
110番の日について
昭和61年から1月10日を「110番の日」と定め、全国一斉に110番をはじめとした各種相談窓口等に関する広報を行っています。
熊本県内の110番通報について
県内からの110番通報は、熊本県警察本部の110番センターにつながります。
県境から携帯電話で通報した場合は、隣接県の110番センターにつながることもありますが、通報を受けた県の110番センターから熊本県に転送され、当県で対応します。
110番通報件数について
令和6年の110番受理件数は、約15万3,000件で過去最多となり、本年は9月末現在で約11万9,400件、前年比約5,700件増と昨年以上に増加傾向で推移しています。
スマートフォンの誤作動による間違い電話や、相談・問い合わせなど110番になじまない通報も一定数あり、回線を圧迫している状況から、真に緊急を要する人の通報が受理できないことが危惧されています。
110番アプリシステムについて
耳や言葉の不自由な方々のために「アプリ110番」を運用しています。
スマートフォン等を利用して、文字や画像で警察に通報するシステムです。
利用するためには、110番アプリをダウンロードし、氏名・電話番号・パスワード等の事前登録が必要です。
詳細は、下記QRコードもしくは、熊本県警察ホームページをご覧ください。
(音声による110番通報が可能な方は、電話から110番通報してください。

110番通報のかけ方
県民の方々から寄せられる110番通報は、事件・事故の早期解決に大きな役割を果たしています。
110番は「緊急通報専用」の電話です
- 事件・事故等の緊急時に使用してください。
- 各種問合せや相談事など緊急性のないご用件は、
警察相談電話(♯9110)又は(096-383-9110)
各警察署の警察安全相談係
に電話してください。
※ 警察署へ電話する音声案内(ガイダンス)が流れます。
【平日8時30分~17時15分】
音声案内に従って希望の番号を押してください。
希望の番号を押すと警察署の職員に電話がつながります。
音声案内の途中でも番号を押せます。
【休日及び夜間等17時15分~翌8時30分】
音声案内終了後、職員につながります(番号選択はありません。)
110番する時は
必要なことは、電話を受けた警察官が聴きますので、質問に従って「いつ」、「どこで」、「何があった」のかを落ち着いて答えてください。
110番通報時の心がけ
- ためらわず、素早く
警察官の素早い現場臨場が、事件・事故の早期解決の鍵になります。
事件・事故が発生したら、直ちに通報してください。 - 事件・事故現場は詳しく
110番通報は、管轄の各警察署ではなく、県内のどの地域から電話をかけても全て警察本部につながります。
住所が分からない場合、市町村名、付近の建物、駅、停留所等の目標物を教えてください。(目標物がない場合は、電柱の管理番号等を尋ねる場合があります。) - いたずら電話は絶対にやめましょう!
本当に緊急な事件・事故の110番通報が繋がらなくなるなど、事件・事故の早期解決や人の生命・身体に関わる通報の大きな障害となります。 - 運転中の110番通報はできません!
車や自転車等、運転中の110番通報は危険ですので、周囲の安全を確認後、必ず停車してから通報してください。


熊本県警察本部 通信指令課



