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(注目)子供の性被害撲滅

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0218456 更新日:2024年11月1日更新

児童ポルノ事犯の根絶を目指して

 児童ポルノは、児童の性的被害や性的虐待を受けている記録であり、児童の人権を著しく侵害するものです。
 近年、児童ポルノ事犯の中には、被害児童がSNS等で知り合った相手から脅されたり、だまされたりして裸の画像を送信させられるだけでなく、それらの画像がインターネット上に拡散される事例もみられます。
 ひとたび児童ポルノがインターネット上に流出すれば、回収は事実上不可能であり、 被害児童の苦しみは将来にわたって続きます。
 警察では、「児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律」により、児童ポルノの製造、提供、公然陳列等について積極的な取締りを行い、児童ポルノの根絶を目指します。

児童ポルノ

児童ポルノ事件の検挙状況

 令和6年上半期における児童ポルノ事件の検挙状況については、14件(前年同期比 ±0件)、12人(前年同期比+6人、+50.0%)を検挙し、被害児童は6人(前年同期比-3人、-33.3%)です。

検挙状況(児童ポルノ)

熊本県少年保護育成条例について

 近年、少年が自分の裸体をスマートフォン等で撮影させられて、その画像をメール等で送らされる被害(通称「自画撮り被害」)が増加して社会問題になっています。
 同種被害を防止するため、熊本県少年保護育成条例では、児童ポルノ等の画像を要求する行為が禁止されています。
  ○ 児童ポルノ等画像の要求行為の禁止
    少年自身の児童ポルノ等画像を提供するよう当該少年に求める行為で、次に掲 げる状況・態様で行われるものを禁止します。

  • 少年に拒まれたにもかかわらず求める
  •  少年に威迫し、欺き、又は困惑させる方法により求める
  • 少年に対し対償(金品等)を供与し、又はその供与の約束をする方法に より求める
    ※ 罰則~30万円以下の罰金

改正刑法(16歳未満の者に対する面会要求等罪)、性的姿態撮影等処罰法の新設

 近年の性犯罪をめぐる状況や、スマートフォン・小型カメラ等の普及による盗撮行為の問題などを受け、令和5年7月13日に、
  ◇ 改正刑法(16歳未満の者に対する面会要求等罪)
  ◇ 性的姿態撮影等処罰法
が新設されました。
 16歳未満の者に対する面会要求等罪とは、16歳未満の人が性犯罪に遭うのを防止するため、実際の性犯罪被害に遭う前段階の行為を処罰するものです。
 被害者が13歳以上16歳未満の場合は、相手方が5歳以上年長の場合に処罰対象となります。
 ※ 主な行為
 ◆ わいせつの目的で16歳未満の者に対し、威迫したり誘惑するなどの手段を用いて面会を要求する行為
 ※ 罰則~1年以下の拘禁刑又は50万円以下の罰金
 ◆ 上記面会要求をして、わいせつ目的で面会する行為
 ※ 罰則~2年以下の拘禁刑又は100万円以下の罰金
 ◆ 16歳未満の者に対し、性的な姿態をとってその映像を送信することを要求する行為
 ※ 罰則~1年以下の拘禁刑又は50万円以下の罰金

 性的姿態撮影等処罰法では、これまで各都道府県の条例や軽犯罪法での取締りが困難であった性的な撮影行為に対しての処罰も可能となり、厳罰化されました。
 ※ 主な罪名
 ◆ 性的姿態等撮影罪

  •  正当な理由がなく、ひそかに性的な姿態等を撮影する行為
  •  16歳未満の者(13歳以上16歳未満の場合は、相手方が5歳以上年長 の場合に限る。)を対象として、その性的姿態等を撮影する行為

 ※ 罰則~3年以下の拘禁刑又は300万円以下の罰金
 これらの行為については、児童ポルノ事犯とも関連するため、悪質な行為に対する取締りが強化されます。

広報啓発用動画「ゆっぴーと学ぼう!!あんしんネットスクール」について

 熊本県警察本部生活安全企画課肥後っ子サポートセンターでは、子どものインターネットに起因する被害やトラブルの防止を目的として、
 広報啓発用動画「ゆっぴーと学ぼう!!あんしんネットスクール」

  1.  ゲームトラブル・ゲームアカウント売買編
  2.  ゲームトラブル・ゲームアカウント乗っ取り編
  3. ゲームトラブル・高額課金編
  4. 誹謗中傷編
  5. 闇バイト編
  6. ルール作り・ペアレンタルコントロール編
  7. フィルタリング編
  8. 自画撮り被害編

を制作し、熊本県警察ホームページやYouTube(熊本県警察公式チャンネル)に掲載しています。
 ご家庭におきましても、親子で視聴し、スマホ等の使い方やルールを見直すきっかけにしてください。

自画撮り被害防止対策

 子どもたちがSNSを通じて脅されたり、だまされたりして、自分の裸や下着姿の画像を送らされてしまう『自画撮り被害』が後を絶ちません。
 インターネットは楽しくて便利な反面、子どもたちが様々な犯罪に巻き込まれるリスクがあります。ご家庭でできる取組みとして、フィルタリングの設定やスマートフォン使用に係るルール作りなどがありますので、是非、親子で話し合ってみてください。

相談窓口

相談窓口②

熊本県警察本部 生活安全企画課

 


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