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(注目)夏休みにおける少年の非行・犯罪被害防止と有害環境の浄化

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0209608 更新日:2024年7月9日更新

少年非行等の現状

 令和6年4月末現在、警察に検挙・補導された刑法犯少年は102人で、前年同期と比べ16人増加しています。そのうち、触法少年は27人で、前年同期と比べ2人減少していますが、近年、刑法犯少年に占める触法少年の割合が増加傾向にあり、少年非行の低年齢化が危惧されます。
 刑法犯少年の再非行者率は17.6%で、前年同期と比べ1.3ポイント増加しています。また、初発型非行は37人で、全体の36.3%を占めています。

  •  刑法犯少年…刑法に規定する罪を犯した犯罪少年及び同法に触れる行為をした触 法少年の総称
  •  触法少年……14歳に満たないで刑罰法令に触れる行為をした少年
  • 初発型非行…他の犯罪の入口になることが多い、万引き、自転車盗、オートバイ 盗及び占有離脱物横領の総称

 薬物事犯では、令和6年4月末現在、大麻事犯で1人の少年が検挙されており、少年への薬物の蔓延が危惧されるところです。
 一方、インターネットを利用して児童ポルノや児童買春等の被害に遭う少年も後を絶ちません。
 夏休みを迎え、開放感や気の緩みから非行に走ったり、また、強制わいせつなどの性犯罪や児童買春などの被害に遭うケースが目立ってきますので、次の点に注意してください。

夏休み中の少年非行・家出を防止しましょう!

 家庭は小さな社会です。家庭内の小さな約束を守ることが、規範意識を育てることになります。決まりや約束を守ることで、自分も守られることを家庭内でしっかりと教えて、よりよい習慣を身につけさせましょう。
 毎日の生活の中で、子供の言葉や生活態度に注意して、

  • 行き先をつげずに外出したり、帰りが遅くなる。
  •  買い与えていないものを持っている。
  • 言葉遣いが乱暴になる。
  • 片時もスマートフォン・携帯電話を離そうとしない。
  •  学校や部活に行きたがらない。
  • 友人関係に変化がみられる。     

など、非行の「兆し」を発見した場合、早期に適切な指導を行い、子供を非行に走らせないようにしましょう。

小・中学生の非行・被害防止対策

 近年、警察に検挙・補導された少年に占める小学生、中学生の割合が増加傾向にあり、非行の低年齢化が懸念されています。
 非行の内訳は、万引きや自転車などの『窃盗犯』が多くを占めますが、暴行や傷害などの『粗暴犯』も増えています。
 そこで県警では、子供たちの非行や被害を防止するため、広報啓発資料を作成しました。
 小学生向け、中学生向けの2種類がありますので、是非、学校や地域で活用してください。ご家庭でも子供さんと一緒に社会のルールについて話をしてみませんか。

 広報誌

SNS等による犯罪被害防止

 インターネット上には有害な情報があふれており、子供がSNS等を使って見知らぬ人と知り合い、様々な犯罪に巻き込まれる事件が後を絶ちません。
 特に夏休みは、解放感や興味本位から、SNS等で知り合った相手と実際に会うなどし、性犯罪等の被害に遭うことが懸念されます。「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」や「熊本県少年保護育成条例」では、保護者はフィルタリングの利用等により、子供のインターネット利用の適切な管理に努めることが義務付けられています。子供をインターネット上の犯罪被害から守り健やかに育てるためにも、保護者が子供のインターネット利用状況に関心を持ち、子供の成長に応じた適切なフィルタリングを利用しながら、家族で十分話し合って、インターネット利用のルールを作りましょう。
 なお、県警では、保護者向けの子供のインターネット利用の犯罪被害防止を目的とした啓発冊子「スマホに弱い大人の教科書」を作成し、県警ホームページに掲載しています。是非ご活用ください。

 教科書

  • フィルタリングとは
    インターネット上の出会い系サイトなど有害情報の閲覧を制限する機能です。
  • フィルタリング加入は保護者の責任
    新規購入、機種変更の際には必ずフィルタリングを付けましょう。
    無料通話アプリが利用できないからといって、フィルタリングを安易に解除せず に、利用するアプリを設定できるカスタマイズ(利用者の年齢、用途、レベルに応じた 制限設定)サービスを利用しましょう。
  • スマートフォンには3つのフィルタリングが必要
    スマートフォンは、携帯電話回線のほかに、高速通信が可能な無線LAN回線を 利用できるので、2つの回線にフィルタリングを設定しましょう。
    子供に自由に使わせることが好ましくないアプリも流通していますので、子供に有 害なアプリを自動的に選別して使用できないようにする「フィルタリングアプリ」などを 利用しましょう。
  • ルールを決めて正しく利用
    フィルタリングの利用だけでは、子供を様々な犯罪やトラブルからは守れません。
    携帯電話を買い与える際は、十分話し合いの上、親子でルールを決めましょう。
    子供に携帯電話を持つことの責任を自覚させましょう。
    ※ ルールの例
      SNSなどで知り合った人とは会わない。
     「裸や下着姿の写真を送ってほしい」と言われても絶対に送らない。
      名前や住所などの個人情報や他人の悪口を書き込まない。
      インターネットの利用時間・場所を決める。
      少しでも困ったときはすぐに相談する。
    動画配信

自画撮り被害防止対策

 子どもたちがSNSを通じて脅されたり、だまさ れたりして、自分の裸や下着姿の画像を送らされてしまう『自画撮り被害』が後を絶ちません。
   県警では、『自画撮り被害』を防ぐため、熊本県在住の漫画家・鹿子木灯さんと協働で啓発ポスターを制作し、県内の学校や公共施設、大型商業施設などに掲示しています。
   インターネットは楽しくて便利な反面、子供たちが様々な犯罪に巻き込まれるリスクがあります。ご家庭でできる取り組みとして、フィルタリングの設定やスマートフォン使用に係るルール作りなどがあ
りますので、是非、親子で話し合ってみてください。

若者に広がる大麻の危険性

 近年、若者を中心に大麻のまん延が懸念されています。
 インターネット上では、「大麻は他の薬物より安全、害がない」などの誤った情報が氾濫していますが、これをうのみにして、軽い気持ちで大麻に手を出すことは大変危険です。

Q SNSで見たけど、大麻って身体に害はない?
A それは間違いです。身体への害があります。
  大麻には、脳に作用する成分(テトラヒドロカンナビノール・THC)が含まれていて、乱用すると時間や空間の感覚がゆがみ、集中力がなくなり、情緒が不安定になります。
    また、乱用を続けると何もやる気がしない状態(無動機症候群)や知的機能の低下などが引き起こされ、社会生活に適応できなくなることがあります。

Q 少ない量の大麻なら依存症にはならない?
A 大麻も依存症になります。
    最初は少量でも、使い続けるうちに使用量を自分でコントロールできなくなる例は後を絶ちません。
    大麻は、覚せい剤などほかの薬物より激しい身体症状が出にくいので、自分でも気付かな いうちに大麻依存症になっていることもあります。
    また、さらに強い刺激を求めて大麻より毒性の強い薬物に手を出す例が多いことから、大麻は「ゲートウェイドラッグ」と言われています。

Q 他人に害はないし、自己責任だから別にいい?
A 大麻は、国際条約に基づいて、日本の法律で規制されています。心身に悪い影響を及ぼす 以外にも、組織的な大麻栽培が暴力団組織の資金源となるなど、大麻を乱用することで、社 会の安全に悪影響を与えてしまいます。

大麻 表

 令和5年、熊本県内では14人の少年が大麻を所持していたとして検挙されています。
 インターネット上では、「#野菜売ります」などの隠語を用いて大麻が売られており、若者がSNS等を利用して、容易に大麻を入手することが可能な状況となっていますので、このような投稿を見つけても、絶対に誘いに乗らないようにしましょう。
 警察では、若者の間に広がったこのような誤った情報を払拭し、薬物の危険性や正しい知識を伝えるため、

  •  小・中・高校における薬物乱用防止教室(講話)の実施
  • 関係機関やボランティアと連携した薬物乱用防止キャンペーンの開催
  • 各種会議・会合等における広報啓発活動

など、少年の薬物乱用防止に向けた各種活動を実施しています。

 自分の身は自分で守るしかありません。
 もし薬物を誘われたら、「薬物はしません」ときっぱり断る勇気を持ちましょう。
 各ご家庭でも、お子さんに薬物の危険性について、お話をしてください。

少年を取り巻く有害環境の浄化

 少年に悪影響を及ぼす有害環境には

  •  少年の心身や発達に有害な影響を及ぼす出版物、映画、DVD、営業、興行
  •  犯罪や非行を誘発するがん具

等があり、特に、インターネットによる性や暴力、薬物等に関する違法情報・有害情報の氾濫は、少年の規範意識低下の一因とも言われています。
 有害環境浄化には、まず、有害環境の有害性、危険性を十分認識し、身近にある有害環境を把握することが大切です。そして、その有害環境について、地域一体で排除運動を盛り上げ、環境浄化活動を積極的に推進することが重要になります。

少年を取り巻く有害環境を排除しましょう!

  • 子供の通学路や遊び場等の近くに、有害な環境がないか確認しましょう。
  •  地域ぐるみによる有害環境排除運動を推進しましょう。
  • 法令違反等の疑いがある場合は、警察に連絡してください。

連絡先

熊本県警察本部 生活安全企画課


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