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(注目)不法滞在・不法就労防止にご協力を
不法滞在者の現状
不法滞在者とは、
- 正規の手段をとらずに日本国内に入国した者(密入国や身分偽装等)
- 正規の手段で入国したが在留期限を過ぎても不法に残留する者(不法残留者等)
の総称で、不法滞在者の大半を不法残留者が占めています。
出入国在留管理庁の統計によれば、令和5年7月1日現在の不法残留者数は79,101人であり、これら不法滞在者の中には、集団で窃盗事件等の犯罪を犯す者もおり、治安に大きな影響を及ぼしています。
警察の不法滞在・不法就労防止対策
県警では、県内でここ数年続発している不法滞在(不法残留を含む)のほか、外国人が違法に仕事をする資格外活動、外国人を違法に雇用する不法就労助長のほか、偽造在留カード所持等の不法滞在を助長する犯罪の取締りも強力に推進すべく、
- 出入国在留管理庁、税関、海上保安庁等の関係機関と連携した取締り
- 地域住民に対する情報提供の呼びかけ
- 沿岸地区及び繁華街地区におけるパトロール活動
などの活動を行っています。
皆様へのお願い
現在は、新型コロナウイルス感染症による入国制限がなくなったことで、多数の外国人が訪日し、それに伴い、不法残留や不法就労等が増加することが懸念されます。
特に正しく許可を受けて滞在されている外国人の方が県内で安心して生活できるためにも、皆様の生活の中で、
- 不法滞在者を雇用している企業や店舗がある。
- 在留カード等の身分証を見せようとしない外国人がいる。
- 近所付き合いや挨拶を全くしない外国人がアパートで集団生活をしている。
などの情報があれば、最寄りの警察署又は110番への通報をお願いします。