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「命の大切さを学ぶ教室」を開催
「命の大切さを学ぶ教室」は、将来の社会を担う中学・高校生に対し、事件・事故被害者遺族の方々の講演を通じて、被害者の方々が受けた心の痛み、子どもを亡くした親の思い、命の大切さ、被害者も加害者も出さない社会を希求する被害者等の願いを伝えることで、被害者等への支援や「犯罪などを犯してはならない」という規範意識の向上を図ることを目的として開催しています。
令和元年(平成31年)度は、計14校(中学校7校、高等学校7校、聴講者数約9200人)で開催しました。
新型コロナウイルス感染症の影響により、令和2年度は1校のみ、令和3年度は5校のみの開催でしたが、「命の大切さ」について、御遺族の方々の体験報告に触れる貴重な機会となりますので、令和4年度は感染防止対策を講じながら開催しております。開催を希望される学校は、警察本部広報県民課犯罪被害者支援室までお問い合わせください。
また、命の大切さを学ぶ教室の受講者等による「大切な命を守る」全国中学・高校生作文コンクールが毎年警察庁の主催で開催されており、令和4年度は、熊本県立大津高等学校守口亜弥さんが【警察庁長官官房審議官賞】を受賞されました。
守口亜弥さんの受賞作品『「命ある」ということ』を掲載していますので、是非御覧ください。
このほか、過去において熊本県では、令和元年度に熊本市立力合中学校上薗祐己さんが【国務大臣・国家公安委員会委員長賞】、平成30年度に熊本県立大津高等学校豊住真衣さんが【文部科学大臣賞】を受賞されており、優秀作品集をリンク掲載していますので、是非御覧ください。
- 令和元年度「大切な命を守る」全国中学・高校生作文コンクール優秀作品集(出典:警察庁ホームページ)(PDFファイル:1.43MB)
- 平成30年度「命の大切さを学ぶ教室」全国作文コンクール優秀作品集(出典:警察庁ホームページ)(PDFファイル:2.42MB)
開催状況
♦ 令和5年5月16日「命の大切さを学ぶ教室」を開催
米村 州弘 様(殺人事件被害者遺族)
学校法人松浦学園城北高等学校 聴講者数:約660人
生徒からは、「あたり前の日常を幸せだと感じられるようにしていきたい。
親に感謝の気持ちを伝えたい。」などの感想が寄せられた。
♦ 令和5年4月30日「命の大切さを学ぶ教室」を開催
米村 州弘 様(殺人事件被害者遺族)
熊本県立甲佐高等学校 聴講者数:約160人
生徒からは、「命の大切さ、重要さを改めて感じました。」などの感想が寄せられた。
♦ 令和5年4月21日「命の大切さを学ぶ教室」を開催
米村 州弘 様(殺人事件被害者遺族)
熊本県立芦北高等学校 聴講者数:約230人
生徒からは、「「命を大切にして欲しい」「自分ひとりだけの命ではない」という米村さんの言葉
を胸にこれから精一杯生きていきたいと思う。」などの感想が寄せられた。
♦ 令和5年2月3日「命の大切さを学ぶ教室」を開催
米村 州弘 様(殺人事件被害者遺族)
熊本県立球磨中央高等学校 聴講者数:約310人
生徒からは、「改めて命について考える切っ掛けとなった。日常生活を大切に生きていきたい。」
などの感想が寄せられた。
♦ 令和4年12月2日から12月9日まで「命の大切さを学ぶ教室」を開催
1 清水 誠一郎 様(殺人事件被害者遺族)
玉名市立玉陵中学校(12/2) 聴講者数:約150人
生徒からは、「自分の行動に責任を持ち命を大切にするとともに、犯罪の無い未来をつくる
ためには何をすべきか考えていきたい。」などの感想が寄せられた。
2 米村 州弘 様(殺人事件被害者遺族)
美里町立中央中学校(12/5) 聴講者数:約120人
生徒からは、「私たちは自分の命としっかり向き合い、生きていかなければならないと感じ
た。」などの感想が寄せられた。
3 深迫 祐一、祥子夫妻(交通事故被害者遺族)
熊本県立芦北高等学校(12/9) 聴講者数:約230人
生徒からは、「自分や周りの人の命を大切にするとともに、やるべきことはすぐにやって
悔いの無いよう生きていきたい。」などの感想が寄せられた。
清水 誠一郎 様 米村 州弘 様
深迫 祐一様、祥子様御夫妻
♦ 令和4年11月11日「命の大切さを学ぶ教室」を開催
1 清水 誠一郎様(殺人事件被害者遺族)
熊本県立北稜高等学校 聴講者数:約180人
生徒からは、「自分や周りの人のために何が出来るか、命を守るために何が出来るかを考え
ながらしっかりと生きていきたい。」などの感想が寄せられた。
2 犯罪被害者等支援シンボル「ギュっとちゃん」人形の贈呈
「命の大切さを学ぶ教室」と併せて、被害者支援活動に賛同する同校生徒らにより作成された
『ギュっとちゃん』人形の贈呈が行われ、犯罪被害者等支援を目的としてくまもと被害者支援
センター及び熊本県内各警察署の窓口等に展示予定である。
清水 誠一郎 様 「ギュっとちゃん」人形と生徒達
♦ 令和4年10月31日から11月2日まで「命の大切さを学ぶ教室」を開催
1 深迫 祐一、祥子夫妻(交通事故被害者遺族)
熊本県立済々黌高等学校(10/31) 聴講者数:約1200人
熊本県立八代清流高等学校(11/1) 聴講者数:約400人
生徒からは、「これからは命を大切にしながら、精一杯生きていきたいと思います。」
などの感想が寄せられた。
2 米村 州弘 様(殺人事件被害者遺族)
熊本市立帯山中学校(11/2) 聴講者数:約300人
生徒からは、「かけがえのない命を大切に感じて生きていきたい。」などの感想が寄せられた。
深迫 祐一様、祥子様御夫妻 米村 州弘 様
日時:令和4年9月26日(月曜日)
場所:熊本県立小国高等学校
聴講者数:約150人
演題:「犯罪の無い未来を創るために」
講師:清水 誠一郎 様(殺人事件被害者遺族)
生徒からは、「講演で語って頂いた思いを受け止め、自分の事としてしっかり考えていきます。」などの感想が寄せられた。
日時:令和4年9月21日(水曜日)
場所:熊本県立玉名高等学校
聴講者数:約550人(リモート開催含む)
演題:「今、大切な人を亡くしたら・・・」
講師:深迫 祐一 様、深迫 祥子 様(交通事故被害者遺族)
生徒からは、「加害者にも被害者にもならないことが大事だと痛感しました。今を大切に生活を送りたいと思う。」などの感想が寄せられた。
日時:令和4年9月2日(金曜日)
場所:熊本県立大津高等学校
聴講者数:約630人(リモート開催含む)
演題:「命を守り、今を大切に生きるために」
講師:米村 州弘 様(殺人事件被害者遺族)
生徒からは、「命の大切さをしっかりと学ぶことができた。これからは、自分や周りの人の命を守る行動をとっていきたい。」などの感想が寄せられた。
日時:令和4年7月13日(水曜日)
場所:熊本県立菊池高等学校
聴講者数:約350人(リモート開催含む)
演題:「犯罪の無い未来を創るために」
講師:清水 誠一郎 様(殺人事件被害者遺族)
生徒からは、「身近にもあんなに悲惨な事件があるということを知った。今後の日本の未来を守っていく側になっていきたい。人を守れるようになりたいし、助けたりできたらいいと思った。」などの感想が寄せられた。
日時:令和4年6月14日(火曜日)
場所:学校法人松浦学園城北高等学校
聴講者数:約660人
演題:「今、大切な人を亡くしたら・・・」
講師:深迫 祐一 様(交通事故被害者遺族)
生徒からは、「人を傷つけないよう、加害者にならないよう、命の大切さを忘れずに生きていきたい。」などの感想が寄せられた。
日時:令和4年5月26日(木曜日)
場所:熊本県立東稜高等学校
聴講者数:約1,100人(リモート開催含む)
演題:「今、大切な人を亡くしたら・・・」
講師:深迫 祐一 様(交通事故被害者遺族)
祥子 様(交通事故被害者遺族)
生徒からは、「命の大切さについて改めて深く考えさせられた。これまで以上に交通のルールを守ることを意識して、交通事故に遭わないようにしようと思った。」などの感想が寄せられた。