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熊本県育英資金(被災特例枠)
熊本県は、平成28年(2016年)熊本地震に被災し、経済的理由により修学困難な人に対し、学資を貸与して教育の機会均等を図り、将来社会に貢献し得る人材を育成することを目的として、奨学金制度を設けています。
この被災特例枠で貸与する育英資金は、高校生等の将来により一層の負担を負わせることがないよう、在学する学校を卒業した場合、申請により返還を免除します。
申請資格
次の要件すべてに該当する者が対象となります。
- 生計の主たる維持者が熊本県内に居住していること。
- 勉学に意欲があると認められること。
- 平成28年(2016年)熊本地震に被災したことで修学が困難となり、次のいずれかに該当すること。
- 居住する家屋が罹災証明書において全壊、大規模半壊、半壊又は被災者生活再建支援法による長期避難世帯で、かつ高校生等の属する世帯全員が市町村民税所得割非課税の場合
- 生計の主たる維持者が地震に伴い死亡又は重度の障がいを負った場合
- 生計の主たる維持者が地震に伴い失業又は収入が減少し、高校生等の属する世帯全員が市町村民税所得割非課税の場合
- 独立行政法人日本学生支援機構その他法人等から現に学資の貸与を受けていないこと。
貸与月額
種類 |
校種 |
区分 |
金額 |
|
---|---|---|---|---|
修学貸与 |
高等学校
専修学校 (高等課程) |
国公立 |
自宅 |
18,000円 |
自宅外 |
23,000円 |
|||
私立 |
自宅 |
30,000円 |
||
自宅外 |
35,000円 |
貸与期間
令和2年(2020年)4月から令和3年(2021年)3月まで(1年間)
※原則、単年度事業であり、令和3年度(2021年度)以降の事業継続は未定です。
継続する場合は在学する学校を通じてお知らせします。
返還免除
在学する学校を卒業後、申請により返還額の全部を免除します。
ただし、退学した場合は、返還する必要があります。
申請時期
申請に関する手続きは、在学する学校をとおして行います。
申請書類は、在学する学校の定める期限までに提出してください。
在学募集:6月上旬~下旬
申請書類
各種申請様式は、熊本県育英資金の各種申請様式のページを御覧ください。
問い合わせ先
御不明な点は、在学する学校の担当窓口、又は次の問い合わせ先にお願いします。
熊本県教育庁県立学校教育局高校教育課修学支援班
〒862-8609 熊本市中央区水前寺6丁目18番1号 096-333-2682(直通)