本文
熊本北高校で「令和SDGs熊本」を開催
10月27日(火)、本校体育館において、国際理解講座「令和SDGs熊本」を開催しました。本講座は、熊本県立大学と県教育委員会の連携事業です。本校では、今回の講演会をSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の取組の一環としても位置付けています。
田中 耕太郎氏(熊本県立大学国際交流センター)、山崎 正則氏(JICA九州)、赤星 亜朱香氏(独立行政法人国際協力機構)の3名を講師に招き、『グローバル社会で活躍するとは~SDGs及び科学技術の視点から~』という演題の下、約90分間、世界の諸問題やJICAの活動についてお話いただきました。
問題を一面だけでは見ないこと、日本では当たり前のことでも、他国では当たり前ではないことが多々あること、他国への支援活動は自助努力をサポートする形で、当該国のやる気を尊重することなどを、講師の方々の体験談を基に学ぶことができました。
生徒たちは、「現地の言葉はどのように学んだのか」「日本からの支援、日本への支援と一方的な支援は分かるが、相互的な支援は何かあるのか」など、積極的に質問しました。
グローバルな社会を意識し、物事を多面的に捉えることの大切さなど、生徒たちが今後の進路を考える上で役立つ指針を得た有意義な講演会となりました。
(文責 熊本北高等学校)