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令和3年度(2021年度)熊本地震被災文化財復旧情報発信出前授業を実施しました!part5

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0130342 更新日:2022年3月23日更新

 県文化課では、平成30年度(2018年度)から「熊本地震被災文化財復旧情報発信出前授業」を行っています。この授業では、熊本地震で被災した文化財の復旧への取組みを題材にし、文化財の価値や保護の必要性を広め、守り受け継いでいくことの大切さを伝えています。県内の小中学生を対象に実施し、4年間で63校、約3,400人が参加しました。
 本年度は18校、約1,100人が参加しました。この中から1月から3月に実施した授業についてご紹介します。

​【参加者の感想】

・講師の方から「一番怖いのは人々の心から忘れ去られてしまうこと」との話を聞きました。私は文化財に落書きをしたり石を投げたりなどしたことはないので、文化財を傷つけたことは一度もないと思っていました。しかし、文化財のことを全く気にせず考えることもなかったので、それも文化財を傷つけることにつながっているのかなと思いました。これからは、家の近くの文化財を探したり家族や友達に話したりして、今日学んだことをつなげていきたいです。(合志市立合志中学校1年生)

・阿蘇神社のたくさんの部品が壊れていたなんて知りませんでした。もう少し知ってみようかなと思います。(八代市立八代支援学校 中学部2年生)

・私は文化財など歴史にとても興味がありました。特に寺などを立てる宮大工さんの技術も知りたいと思っていたので、今回知ることができてよかったです。文化財を守る人々の思いを受けつぎ、宝をいつまでも残したいです。(天草市立本渡東小学校 6年生)

・地震による文化財への影響がひどかったけれど、それを直そうという取り組みがあり、しかも昔の技術と現代の技術を用いて作り直しているところがとてもすごいことだと思いました。このことを他の人にも伝えたいと思いました。(天草市立本渡東小学校 6年生)

 

【授業の様子】

 ​授業の様子 (オンライン実施の様子)

授業の様子2 (学芸員の説明を聞く子どもたち)​

                                                                        (文責:文化課)

 

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