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【熊本北高校】福島県立白河高等学校と交流学習
1月11日(火曜日)に、本校英語科2年が、福島県白河市にある福島県立白河高校とオンライン交流学習を行いました。英語科2年の修学旅行のルートに白河市があったことがきっかけで、ぜひ現地の方に白河市のことを教えていただきたいとお願いして実現しました。
白河高校の日本史の先生による講義では、白河は北の伊達家と対する上で重要な地であったことなどを知ることができました。また、理数科2年の生徒から、1年次の総合的な探究の時間で行った取組についての発表がありました。白河市の名産である「だるま」にちなみ自分たちが考案した「だるまろうそく」を活用した観光振興案を市役所に持ちかけ、市のイベントとして実現できたことなども紹介してくれました。
また、東日本大震災で被災した小峰城(白河市)の石垣補修で採用された技術が、熊本地震で被災した熊本城での工事で使用されたことも分かり、白河高校と本校の生徒がお互いを身近な存在として感じることができました。
座談会形式での質疑応答タイムでは、お互いの学校の様子やそれぞれの方言についても話しました。白河高校の生徒たちが口をそろえて「雪で休校になることは、まずない」と言ったことに、雪に慣れていない本校の生徒たちは、同じ日本でも地域によって生活が異なることを改めて実感しました。
最後に、サプライズのお礼として、吹奏楽部に所属している英語科2年の生徒7人が白河高校の校歌を演奏しました。
残念ながら白河市への修学旅行は中止になりましたが、遠く東北の地でがんばっている同級生に出会えたことは貴重な財産になりました。
この交流の様子は、福島民友新聞という地元紙で紹介されました。