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【熊本北高校】教室でできる国際交流(留学生と交流学習)
熊本北高校は、県内で唯一、専門学科としての「英語科」がある学校です。「異文化理解」や「時事英語」といった独自の授業があり、生きた英語が学べるだけでなく、世界のニュースや文化まで、広く深く学ぶことができます。
また、県の1人1台端末先行実践校の指定を受けており、タブレットPCを活用した授業にも取り組んでいます。
英語科1年生の異文化理解の授業では、「教室でできる国際交流」として、10月から12月にかけて、国内外の留学生と4回にわたる交流学習をオンラインで行いました。
生徒たちは、自分のタブレットPCで、「ポジティブ・シンキング」や「リーダーシップ」などをテーマに、留学生と英語による意見交換を行いました。
特に3回目と4回目では、SDGsについて話し合い、「多様性」についての考えを深めました。学習の最後には、「もし、新しい国をつくるとしたら、多様性を重視するためにどんな政策が必要か」というテーマでグループごとに意見をまとめて発表しました。
生徒たちは、この4回の交流学習で学んだことをもとに、SDGsに関するプレゼンテーションを作成し、12月18日に県内のALTの先生方を招いて実施する「One-Day English Camp」で発表します。
<生徒の感想>
●自分がなぜ英語が好きなのかわかった気がする。文を考えたりするのは簡単ではなかったけど、
英語を使うのは楽しかった。将来にもつなげていきたい。
●回を重ねるごとに聞き取る力や話す力、自分を表現する力が伸びたと思う。成長を感じることが
できた。
●海外の状況や文化について深く知ることができた。多様な社会づくりについてこれからもっと深く
考えていきたい。
<交流学習の様子>