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学校訪問について(1) ~令和元年度振り返り~

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0009681 更新日:2020年4月6日更新

令和元年度の振り返りです。

次年度以降の訪問校は参考にしてください。

(1)全般について

良かった点

  • すべての学校において、児童生徒が真剣に学習に取り組む姿があった。
  • 多くの学校で先生方と児童生徒がいっしょになって、あいさつ運動や清掃活動などに取り組まれ、朝から非常に活動的な様子が多くの学校で見られた。
  • どの学校も美しく潤いのある学校環境づくりが行われ、落ち着いた生活・学習環境が整備されていた。
  • 教室全面等の掲示物については、UDの視点での統一がスタンダードとなっていた。

今後改善していただきたい課題やお願い

  • 環境面については、日常的に見慣れた中だからこそ気づかない点もあり、安全上・美観上気になる箇所がいくつか見られた。
  • 校内掲示については、配慮や工夫が行き届いている面も多かった一方で、学級・学年の差が見られることもあった。

(2)豊かな心の育成について

良かった点

  • 生徒指導面において、個々の案件について丁寧に対応がなされ、どの学校でも関係機関との連携がよく進められている様子が見られた。
  • 道徳の教科化にともなう計画は、重点目標の位置づけや地域教材の活用も含めて、多くの学校で適切に作成されていた。
  • 道徳の授業において授業力向上の取組はすべての学校で取り組まれ、必ず研究授業が実施又は計画される他、ローテーションやリレー授業など、全校で取り組む学校も見られた。
  • 評価作成に向けての手立てや組織作りがどの学校でもなされており、日々の実践や記録の積み重ねが期待される。

今後改善していただきたい課題やお願い

  • 全職員によるいじめの正確な認知、小中の丁寧な引継ぎは継続してお願いしている。
  • 校務分掌への「児童生徒虐待防止担当」の位置づけと、担当職員の周知をお願いした。
  • 道徳科授業の週案への記載が十分でないことが、特に中学校で多く見られた。
  • 道徳科の年間指導計画の実施状況において、学級差が大きかったり、内容の差し替えが多くみられることもあった。
  • 重点内容項目の複数時間の取り扱いや、全内容項目を網羅しない計画がわずかに見られたほか、道徳以外の各諸計画等との整合性が見られない場合も少なくなかった。

(3)確かな学力の育成について

良かった点

  • 全ての学校で学力向上のための時間を確保し、計画的・組織的取組が実施されていた。
  • どの学校においても、新学習指導要領の趣旨を生かした授業づくりを校内研修の中に位置づけ、進められていた。
  • 多くの学校で、指導案へのキャリア教育の視点の位置づけがなされていた。
  • ICT機器が全ての学校で整備されつつあり、それに伴い積極的に活用される授業が増えた。今後、より効果的な使用のための工夫が期待される。
  • いくつかの小学校では各教科等横断的な指導計画が作成されていた。また、学校のグランドデザインを作成している学校も徐々に増えてきている。

今後改善していただきたい課題やお願い

  • 学習規律の徹底については、学校総体又は中学校区全体で統一されたものがあっても、徹底状況に学級差が大きい様子が見られることもあった。
  • 校内研究の中に、各学力調査結果を生かした課題解消の取組が位置付けられていない学校があった。
  • 「振り返り」や「まとめ」が、計画的及び適切になされない授業が半数近くあった。

(4)健やかな体の育成

良かった点

  • 小学校では、始業前や行間に運動場や体育館で児童が活動する様子が見られた。
  • 体力テストや中体連大会等の結果、学校安全・健康教育関連など、掲示物を工夫し、啓発に取り組んでいる様子があった。
  • 明確な役割分担を行い、全ての教職員が安全で円滑な給食準備を行っている様子が見られた。
  • 体育施設・設備が整然と整頓され、事故防止や動線の確保が確実になされている学校が多かった。
  • 明確な指示や円滑な学習活動により、運動量が十分に確保された体育・保健体育科の授業が見られた。

今後改善していただきたい課題やお願い

  • 校舎内や体育施設・遊具の周辺等、児童・生徒の安全な活動を確保できるような環境整備。
  • 運動時間の二極化や女子の運動離れ等、体力向上に向けた学校総体としての取組の推進。
  • 安全で円滑な給食準備とアレルギー対応食の確実な提供。
  • 体育・保健体育科の授業における単元計画の充実や、運動量だけでなく思考・判断するための時間の確保に向けた授業スタイルの工夫。安全で円滑な活動を確保するための授業規律の徹底。
  • 学習指導要領の主旨に沿った教育課程の編成。

(5)特別支援教育の充実

良かった点

  • 個別の教育支援計画と指導計画がきめ細やかに作成されている学校が多かった。
  • 児童の障がいの程度やニーズをふまえた、細やかな配慮の下でのすばらしい授業が見られた。

今後改善していただきたい課題やお願い

  • 授業力に差が見られることが多かったので、授業力の高い先生中心としたOJTの推進によって、更なる授業力向上を図ること。
  • 個別の年間指導計画及び自立活動年間計画に生徒一人一人の実態に応じた内容と指導時数を具体的に示すこと。

(6)人権教育について

良かった点

  • 校長先生のリーダーシップのもと学校経営の基盤に人権教育を据えた指導体制が確立されていた。
  • 支部と連携した現地学習をすべての学校が実施するなど、人権・同和問題に関する研修が「人権教育の指導方法等の在り方について[第三次とりまとめ]」に示された理論と実践に基づいて行われていた。

今後改善していただきたい課題やお願い

 教職員及び児童生徒の人権感覚をさらに磨くため、「人権問題に対する基本的認識」の4点

  1. 関係法令等の内容を十分理解すること。
  2. 差別の現実に深く学び、同和問題をはじめとする様々な人権問題の解決を自らの課題とすること。
  3. 人権問題に関心を持ち、身の回りの差別や不合理に気づき、それを許さないこと。
  4. 児童生徒や地域の生活実態を十分に捉え、その背景にあるものを分析するなどの認識を持つこと。)を意識した研修及び日常指導を徹底してほしい。

(7)生涯学習の推進について

良かった点

  • 地域おける体験活動やボランティア活動、環境教育等、伝統的に地域の方々とともに実践を重ねて続ける取組があった。これらの財産をいかして地域に誇りを持ち、自信を持って生きていく力を育み続けてほしい。
  • 各市町の努力により、それぞれの地域の実態に即した地域学校協働本部の構築が進んだ。
  • PTA総会資料及び広報誌に、「取組の見通し」や「成果と課題」、「重点取組事項」、「PTAスローガン」等が記載してある学校があったが、より多くの方が目にするコンテンツとしてとても有効である。

今後改善していただきたい課題やお願い

  • 学校と家庭・地域が将来の子どもや地域の姿のイメージを共有し、今後、積極的活用とその構成団体としての役割と責任を自覚した連携・協働の充実を図る。
  • 学級懇談会等における「親の学びプログラム」を活用すること。また、「くまもと家庭教育支援チーム」への登録を、PTAとともに推進する。