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宇土半島におけるタイワンリスは、2020年度末の根絶を目標に、昨年度からモニタリング捕獲とピンポイント捕獲の2つの体制で捕獲に取組んでおり、今年度のピンポイント捕獲を11月14日にスタートしました。
ピンポイント捕獲は、三角岳周辺の未調査エリア等において、数百m間隔でベイト(疑似餌)を設置し、ベイトの食害があった箇所にわなを設置して残存個体を捕獲します。一方、食害がないところは、生息していないことを確認できる、という手法です。
昨年度はこのピンポイント捕獲により15頭捕獲しました(昨年度捕獲総数の30%)。
調査エリアは、急傾斜の獣道や荒廃した竹林内を行くこともあり、過酷な作業です。
これから週1回の間隔で3月まで行う予定としています。
根絶に向けた取り組みはまだまだ続きます!
ピンポイント捕獲状況
ピンポイント捕獲状況
わな設置状況
ベイト(疑似餌)設置状況