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宇城地域は、熊本県のほぼ中央に位置し、北は熊本市を中心とする熊本都市圏、南は八代地域、東は九州山地、西は有明海、八代海(不知火海)及び天草地域に隣接しています。
南北に約20キロメートル、東西に約50キロメートルと東西に長く、宇土半島や九州山地に連なる中山間部、それに挟まれるように位置する平野部で構成され、地形の変化に富んだ地域であり、山、平野、海と多様な自然を有しています。
平野部には九州新幹線、JR鹿児島本線、九州縦貫自動車道、国道3号などの交通網が集中し、近年、住宅地の開発等が進んでいる地域です。中山間地域には、霊台橋や二俣橋をはじめとする石橋群や日本の原風景ともいえる棚田など、地域独自の風景、自然、文化遺産が残されています。また、宇土半島には日本の渚100選に選定されている御輿来海岸、三角西港、土蔵白壁群などの歴史・文化遺産にも恵まれています。
宇城地域振興局は、二市一町(宇土市、宇城市、美里町)を管轄しており、管内の面積は407平方キロメートル(県全体の5.5%)、管内の人口は約105,000人(県全体の5.9%)を占めています。
管理施設等は、国県道24路線、一・二級河川39河川、重要港湾三角港、砂防指定地126箇所等となっており、各種社会資本の整備に取り組んでいます。